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ジンとウオッカ
- 2008.02.25
3月3日の「ヤッターマン」は「おだいばテレビに潜入だコロン!」を放送するよ。前回はメインゲストというカタチで叶姉妹にキャラと声で登場していただいたけど、今回は天才?ボヤッキーが開発したメカとして、あの和田アキ子さんをモデルにしたワダアッコーメカが堂々登場します。脚本の加藤さんがこのワダアッコーを思いついた理由は「和田アキ子さんに似たメカなら顔パスでTV局に入れるかも」だって。さあ、どんだけぶっ飛んだお話がお台場のテレビ局を舞台に繰り広げられるのかは見てのお楽しみ。このヤッターマンを見ちゃえば他の番組を見なくても済む?ような仕掛けが用意されてるので、そこのところもよろしくです。そう言えば、この話が放送される3月3日と翌週10日の読売新聞のテレビ欄にはちょっとユニークなヤッターマンの番組宣伝広告が掲載されます。宣伝部の西川君たちのがんばりのたまものだけど、目につくよー、これは。関東、関西、北海道という3つの地域限定になっちゃうけど、ボヤッキーが登場する赤ベースの広告はほほえましくもあるので、該当する地域の人は注意して見つけてみて下さい。見られない地域の人のために次回の日記で写真をつけちゃうからね。
イロイロと話題の尽きない「ヤッターマン」は、キャラクター商品やタイアップなどでも大人気。月1回くらいのペースで開かれてるヤッターマン会議では、各社各スタッフからの報告メニューがいっぱいあって、関係者一同うれしい悲鳴をあげてます。以前の日記で東京・新宿にある家電量販店のヤッターマンコーナーが充実している事に触れたけど、例えばビックカメラの店内で販売しているテレビのモニターにもヤッターマンの映像が流れてたりしてたし、年末年始には東京・秋葉原の石丸電気でヤッターマンの大キャンペーンを展開してたし、街角のいろんな場所で「ヤッターマン」のキャラクターたちに会う事ができるんだよね。改めて「ヤッターマン」の人気、視聴者の皆さんへの浸透度の高さを実感してます。応援してくれる人も多いし、スタッフ一同ファンの期待に応えるために頑張って面白いモノを作っていこうと思っています。今後の番組の展開のみならず、キャラクター商品やタイアップについても、まだ発表できないニュースなどがいっぱいあるので、それはおいおい。引き続き、今後の情報に注目して下さいませ。
「ヤッターマン」に続いて、3日の「名探偵コナン」は「赤と黒のクラッシュ 攪乱」を放送するよ。サブタイトルは「彼が愛した女…灰原哀の姉との秘密」。すごい内容でしょ。彼とはもちろん赤井秀一。今回は黒ずくめの奴らがいよいよ本格始動。死んだ楠田からジェイムズ宛の荷物が届いたり、近くで3つの事件が同時に起きて多くのケガ人が殺到したり、杯戸中央病院で様々な動きがあるんだ。この長期シリーズでは、FBIと黒ずくめの組織の駆け引きをわかりやすく、おおよそ2回毎にくぎりをつける感じで放送しています。エンディングのキャスト表を見ればわかるけど、最近はコナン以外のレギュラー陣は出演が少ないよね。そのかわり、強烈な役柄なのに普段はあまり出番がないというキャラクターを担当してくれてる声優さんたちがスタジオせましと大活躍。黒ずくめの組織やFBIの声優さんたちに毎週のようにスタジオに来てもらっていることになります。
なのでアフレコ後にこんなツーショットと過ごすことが出来ちゃうことになります。そうですあの“ジンとウオッカ”そのものなのであります。(写真は左からジン役の堀之紀さん、ウオッカ役の立木文彦さんです)
その日はジョディ役の一城みゆ希さんも一緒に、目黒のイタリアンPというお店でワインと会話を楽しみしながら食事する事ができました。考えてみると“ジンとウオッカ”と食事なんて久しぶりだなあ。なかなか出てこないもんなあ。で、2人がオーダーしたのが“ジン”はジントニック、“ウオッカ”はウオッカトニックとサービス精神満点。自分の役柄を意識して手に持ってポーズを決めてくれました。そんな2人に「こんな機会がもっと欲しいので、もっと活躍させてよ」と笑いながらリクエストされちゃいました。でも、この人たちにあんまり活躍されるとコナン君たちが困っちゃうよね。こんな風にキャラクターを背負った声優さんと素顔で会話できるのは楽しいものです。
この日、コナン役の高山みなみさんは用事があって食事に同席しませんでした。でも、今回のように黒の組織が食事会に参加すると、やっぱり“コナンや灰原”はなんとなく参加しづらい雰囲気があるのかな。コナンのアフレコの日は高山さんも江戸川コナンというキャラクターに成り切っているし、演技の世界と割り切っても気持ちに影響が出てしまうかも…やっぱり黒の組織と食事はできないんだろうな…。なんてスワッチは勝手に想像してたりして。
「犬夜叉」の時代から月曜夜7時枠で何かとお世話になってる電通・東山さんと銀座のワインレストランBで食事しました。代理店とテレビ局、営業と制作、同じ「ヤッターマン」という番組に対してでも、仕事の仕方やモノを見る視点が全く異なるんだよね。そんなお互いの立場からの会話は非常に興味深い分野、秘密めいた新企画などの情報、そして理想とするこの業界のスタイル話へと発展していって、とっても楽しく実りあるものになりました。最近話題な?中国経済ジャーナリスト・柏木さんの参加もあって、あっという間の4時間でしたね。ありがとうございました。
それから、先週はワイン仲間でもある漫画家の桑沢さんたちとカラオケボックスへ行っちゃいました。たぶん1年以上ぶりのカラオケなんだけど、最近はすごいね。今は曲を歌うと(その日に?)全国で何人の人が同じ曲を歌っているかがわかって、曲ごとの順位まで出てきちゃう機能があったりするのね。で、さっそくこの機能を楽しむために上位を狙おうという遊びが始まってね。スワッチは歌っている人が少なそうな曲を選曲した結果、2曲が全国3位に輝きました。その2曲とは三輪車「水色の街」と岡林信康「くそくらえ節」。さすがに知らないでしょ、みんな。とにもかくにもスワッチが学生のころの、30年近く前の名曲2曲を熱唱して全国3位を勝ち取りました!と言いたいところだけど、実は2曲とも3人中3位という結果。でも、他のメンバーも1ケタの順位は取れなかったから良い成績?だったのではないでしょうか。当然「名探偵コナン」や「ヤッターマン」などの曲にも挑戦してみたけど、どの曲もアニメの中でもすごく人気があって、何千人何万人という人が歌っているものばっかしでした。それにしてもカラオケもいろんな遊び方があって面白いものですね。