京都国際マンガ・アニメフェア2019

京まふ会場入り口を入ると目の前に迎えてくれたYTVブースのボード。

YTVブースステージトークショーの様子。左から米倉P、勝平さん、諸國アナ。

　9月の恒例イベント「京都国際マンガ・アニメフェア2019」が9月21日22日、「みやこめっせ」で今年も華やかに開催されました。両日とも天気が心配されましたが、曇ってても雨はほとんど降らずで、返ってあまり暑くならずに良かった感じでした。

　ytvブースは毎年の事ながら、メインの入り口を入って目の前にあり、今回は「MIX」のポスターに大きなパンチが目立ちました。そしてその右にある赤っぽいポスターにはなんと「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー」の赤い文字が、大きなお城のシルエットに乗っかっています。その下には「2020年1月新春 4週連続 オリジナルストーリー 放送決定‼︎」。そうなんです、この最新情報はあの劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の脚本家・大倉崇裕さんの書き下ろしストーリーのスペシャル告知なのであります。

　大倉さんは元来、怪獣や特撮、そしてフィギュアなど趣味としていて、今回はその趣味感が爆発してしまったのはサブタイトルからも読み取れると思います。というわけでリリースされてる内容は「コナンたちは新社屋完成記念映画『大怪獣ゴメラ対仮面ヤイバー』の製作発表会に招待され、大阪の日売テレビに向かう。製作発表中、敏腕プロデューサーの米倉が倉庫で巨大な怪獣の下敷きになって絶命する事故が発生。大阪府警の大滝警部は事件として捜査を進める。」我らがコナンの米倉プロデューサーもしっかりからんでいるようです。
　
　話を京まふに戻しましょう。ytvブースでは「名探偵コナン」謎解きラリーも実施され、ボクも会場を歩きながらしっかり挑戦。結構アタマを使います。そして特設ステージでは工藤新一＆怪盗キッド役の山口勝平さんと、件の米倉功人プロデューサーが、諸國沙代子ytvアナウンサーの司会によりトークショーを実施。そのステージ後方は通路も人が通れないほどの人気で、「紺青の拳」やこの1月に放送された「紅の修学旅行」についてのウラ話に華が咲いていました。

　さらに次の22日にみやこメッセの向かい「京都ロームシアター」で開催されたのが「名探偵コナン 紅の修学旅行」特別上映会であります。ここには番組の中で実際に修学旅行に参加してた3人のキャラクターの声優、山口勝平さん、山崎和佳奈さん、松井菜桜子さんが登壇。2時間分の番組上映に大きく華を添えてくれました。そして司会はまたまた我らがコナンの米倉プロデューサー、いつものアフレコ後の食事会のような打ち解けた雰囲気で、会場のお客さんたちを大いに楽しませてくれました。石山桂一チーフプロデューサーの米倉P司会ぶり講評は「大事なところで噛んだりしましたし、全体構成を重んじるあまりつっこみが足りなかったところもありますが、素晴らしかったですよ」って。そして「ずっと園子のまんまで通せてすごく楽しかった」とは松井さんご本人の弁でした。

　それにしても今年の1月の話題から映画やイベントをいろいろ挟んで、来年の1月の話題まで、本当に「名探偵コナン」のプログラムは多彩になってきました。毎週放送してるTVシリーズを中心に、マジに一年中「名探偵コナン」でお過ごしいただけるような環境になってきてる気がします。年末の新作映画発表までそして1月の4週連続スペシャルまで、どうか土曜日夕方2階建アニメでお楽しみいただけますよう、よろしくお願いいたします！
　
　9月28日土曜日夕方5時30分「MIX 似てると思わないか？」ついに最終回であります。引き続き「名探偵コナン 昆虫人間のヒミツ」こちらはTVアニメ界の巨匠脚本家・浦沢義雄さんのオリジナルストーリー。意外な切り口のちょっとした変化球をお楽しみ下さいね〜、でもそれがすごく奥が深い世界だったりして。10月5日はラグビーワールドカップのため、アニメの放送はお休みです。

　そして毎週水曜日16時、その週の土曜日22時FMトヨタでリピート、文化放送超A&G「スワラジ」。9月25日と10月2日のゲストは歌手の高橋洋子さん。ytvドラマで出会って以来27年くらいの知り合いなんです。というかあの名曲「残酷な天使のテーゼ」を歌う前の高橋さんのお話も本当に面白いですよ。ぜひお聞きくださいませ。

　そして約20年に渡ってお楽しみいただいてきたこのアニメ日記もこのytvHPでは次回が最終回となってしまいます。かなりさびしいコトですが、毎回ボクの文章からアニメ制作に身を捧げてきたその想いの一端でも感じていただいて、アニメの面白さが少しでも伝わっていましたらこの上ない幸せであります。今後のことは、10月のどこか次回この日記の最終回でご案内させていただきます。引き続きytvアニメとスワッチをどうぞよろしくお願いいたします！

「スワラジ」収録スタジオで。左からボク、高橋洋子さん、川上ゆきさん。
手に持ってるのは高橋さんの最新のCDと1991年のデビューCD。