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■03月27日
- 2006.03.27
スワッチは東京ビッグサイトで開催されている東京国際アニメフェア2006に来ていま〜す! このイベントで、すごくうれしいことがあったからみんなに報告するね。優れた作品を選定する東京アニメアワード表彰式があったんだけど、劇場映画部門で、昨年公開された「名探偵コナン 水平線上の陰謀」が優秀作品賞を受賞したんだ。やった〜! 壇上であいさつした山本泰一郎監督は、しっかり4月15日に公開される劇場最新作「探偵たちの鎮魂歌」のこともアピールしていたよ。そして、テレビ部門では「ブラック・ジャック」が優秀作品賞を受賞。よしっ! 手塚 眞監督は「本来は父がもらうべきもの。アニメ初監督の作品がこのような賞を頂き、これからもアニメ作品に携わっていくようにという天啓と思いました」とあいさつしていたよ。そして、個人部門では、我らが大塚明夫さんが声優賞を受賞しました。おめでとう! 大塚さんは「これまでは自分のリレキ書には『賞罰なし』と書いてきましたが、これからは胸をはって書き込めます、最優秀声優賞受賞」とかっこいいことを言っていました。
スワッチもこの仕事を長いことやっているけど、こーゆー賞をもらったことがなかったんだ。それが携わっている作品たちが1度に3つも賞をもらうなんてもうサイコ〜。スタッフは本当に喜んでいるし、今後作品を作っていく上での明らかに励みになりました。認められることが絶対必要だなんて思っていないけど、作品のおもしろさが理解されて、逆に身の引き締まる思い。その勢いでこのアニメフェアの読売テレビブースでは2日間にわたってコナンとエンジェル・ハートのトークショーを催しました。コナン役の高山みなみさんと蘭役の山崎和佳奈さんの2人によるショーは両日2回ずつあって、大変な盛り上がり。なんとイベントで今までありそうなこの2ショットが、実は初めてということもあり、2人とも和気あいあいに会話が進行。司会の城 雅子さんの元気な突っ込みも楽しく、会場のお客さんも楽しんでくれたんじゃないかな。そして、エンジェル・ハートのコーナーでは、シャンイン役の川崎真央さんが登場、ボクの後輩・北Dプロデューサーの進行に突っ込みながら楽しくアフレコ現場の話などをしてくれたよ。ちなみにスワッチはエンジェルとコナンの最後のショーに参加させてもらいました。会場の熱気もあって、ホント楽しい時間でした!
さて、その優秀作品賞を受賞したばかりの映画「名探偵コナン 水平線上の陰謀」は4月3日に2時間15分枠で放送するよ。もちろんテレビ初登場! この作品のみどころは何と言っても、いつもよりパワーアップした毛利小五郎の姿。ダメ探偵の小五郎はもっとダメなのか、それとももっとがんばるのか…。まだ見ていない人はその辺に注目してね。小五郎の新しい側面が見られるから。放送では、4月15日に公開される劇場最新作「探偵たちの鎮魂歌」の特報、この放送でしか見られない「ブラック・ジャック21」の特報もかかるんだ。スペシャルプレゼントもあるから絶対に見逃さないでね! 新学期の1発目はすごく盛りだくさんの内容なので、みんなオンエアをお楽しみに! 映画作品中にあるスワッチのシネマクイズは残念ながらカットされてしまいますので(涙)見たい人はDVDをチェックしてね。それから、先週、豪華なビジュアルガイドブック「名探偵コナン〜10yearsシネマガイド」が発売されました。劇場版「名探偵コナン」の10年をまとめたものでね。この本を読んでコナンの歴史を感じてくれるとうれしいなぁ。
そして、「エンジェル・ハート」も24話で一区切りして、25話からは新展開を迎えるんだ。24話でシャンインが新宿に来てからのことを思い返すんだけど、これからはシティハンターの仕事に就いてからの活躍が描かれるんだ。パワーアップした「エンジェル・ハート」の放送も乞うご期待! そうそう、先日、「ブラック・ジャック21」のアフレコがあったんだけど、新展開に役者さんたちも驚いていてね。大塚さんは「先が読めないからワクワクしています」と話していたよ。みんなもあとちょっとだから、「ブラック・ジャック21」の放送を楽しみに待っていてね!