• 『アニメ村のステキな住民たち』アニ民175人目
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  • 2013.02.21
『アニメ村のステキな住民たち』アニ民174人目

 今週のアニ民は女優声優の高乃麗さんです。

 ここではいつものようにうららさん、と呼ばせてもらいます。うららさんと初めて会ったのは「名探偵コナン」のアフレコスタジオのはずなんですが、僕の記憶はどうしても舞台「サクラ大戦歌謡ショウ」とその後の打ち上げ時の印象が強く残ります。いろいろ知り合いが出演してるその舞台で、ひときわ迫力を伴う歌いっぷりがすごく、その印象を持ってご本人と話す時間の楽しさは格別でしたね。

 マリア・タチバナというキャラクターはイメージで言えばタカラヅカなんですが、それはうららさんの歌い方や姿形がそうであることに他なりません。とにかくリンとしてかっこいいんですね。

 真弓ねーさん(田中真弓さん)らと一緒のコトが多いんですが、会話のコンビネーションが抜群でいつも楽しく大笑い。ポニーキャニオン女帝・古川さんたちとの集まりでもその存在感は群を抜いています。

 お仕事の方は「名探偵コナン」でかなりいろんな役でお願いしてることに加え、「結界師」や最近では「まじっく快斗」でもお世話になってました。がやはり特筆すべきは実写映画「神☆ヴォイス」でしょう。あのオカマバーのママ役は、オカマを見事にまとめあげている風な役どころといい、そのらつ腕ぶりの現れといい、あの短時間での表現はうららさんでないと出来ないモノ。収録現場はそれはそれは緊張感あふれる超楽しいものでした。

 うららさんも舞台に対する情熱は人一倍激しく、真弓ねーさん同様年に何回するの?レベル。つい先日の折笠愛さんとのSomething TWO公演「月島ブルース」は内容も含めていろいろな意味で大感動。先述した「スワラジ」でのお話に腹を抱えて笑った後だけに、その思いが舞台に結集しててもう言うことなし。あ、内容は曲がり角を迎えた二人の歌手が、事務所の意向でユニットを組みそれがソコソコあたってしまう前後のお話。

 そのお二人、基本的に本人なキャラクターを踏まえた役作りになっているので、少々ソコを知る僕たち大ウケであります。もちろん知らなくてもまったく大丈夫ですが…。見事なオリジナル表題曲も舞台上で発表、踊りも完璧、その活躍は見ていて清々しく情熱的であります。写真はそのCDを写したもの。オマケのもんじゃコテ「はがし」が魅惑的。

 タレントのマネージメント事務所「リマックス」代表取締役社長でもあるうららさん。ご演技や歌手としてのご自分のことだけでなく、事務所内の細かいところまで目を通して行く細かさは、うららさんのスケール感あふれる演技とは相入れない気さえしてしまいますが、もう事務所設立して15年以上という時間の積み重ねがそのお仕事ぶりを示しています。

 歌い上げる迫力とそのハスキーボイスにいつも圧倒されっぱなしですが、一緒にいる時の心からくつろげるような温かさは一体なぜなんでしょうか。演技も声もハートもでっかいうららさん。アニメ作りや舞台応援など、こちらの土俵はしっかり支えていきますので、どうかこれからもその大きさで僕らを楽しませてくださいね。