• 帝丹OB会沖縄
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  • 2008.07.02

 ああ純愛か、星のロマン輝く七夕(これは将来へのちょっとしたネタフリです)の夜となる7月7日午後7時からのスリーセブンな「ヤッターマン」は「OldDays 下町の夕日だコロン!」を放送するよ。今回は古き良き時代だった昭和30年代を彷彿とさせる、映画の世界のような東京下町を背景に、ヤッターマン解釈ストーリーが炸裂しまーす。番組に出てくるネタは実際にあった事実で、それをドクロリング探しクイズみたいに出題しているからね。答えがわからなかったら、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに聞くのが一番。下町を舞台にした超有名某マンガ作品にも印象的に出ている事だから知っている小中学生も多いと思うけど、答えを知ってその時代を理解した方がよりこの話の世界が広がり楽しめること間違いなし。脚本家の武上純希さんが作り出した奇想天外なヤッターマンワールド、スワッチも彼と同じ昭和30年代生まれ!というわけでそんな素敵な時代をも背景にして、エネルギッシュに大活躍するヤッターマンとドロンボー一味を毎度お見逃しなく!!

 そして今回から「ヤッターマン」は新オープニング、エンディングへ突入。新オープニング曲を歌うのは「ものまねバトル」などでも大活躍する演歌歌手の西尾夕紀さん。おなじみのあのメロディを、素晴らしい歌声で披露してくれたレコーディングに立ち会いましたが、何というか、とにかく透明な澄んだ歌声はファンタスティック!まさに実力派の歌唱ぶり。今回の収録には7人の小学生の子供たちがコーラスとして参加してくれて、これがまたハマリもの!何というか、清いというか純な感じというか、とにかく心が洗われちゃうのです。われらが音楽家・山本正之さんも忙しい合間を縫って収録に参加、ミキシングやトラッキングまでとことん付き合ってくれて、ワンダフルな新しい「ヤッターマンの歌」が誕生しました。少し気になる新オープニングの映像も、リズミカルにヤッターマンワールドを盛り上げていくのでその辺もお楽しみにね。写真(1)は夕刻、レコーディングスタジオをあとにしてすぐに見えた東京タワー。1話にも登場したその姿がヤッターマンチームを照らす明かりにも見えたんだ。

 後日、山本さんとコロムビア・前山さん、一緒に音楽を作っている読売テレビエンタープライズの近藤さんと4人で東京・西荻窪のSというお店へ。好きな物をたくさん食べながら楽しく会話し、2軒目はEというワインバーへ移動。前山さんは昔から山本さんと一緒に音楽を作ってきている友人で、当時の歌とかをカウンターで口ずさんだりしながら音楽の力を再認識、名曲は本当に身体にしみこんでる事を確認しちゃいました。

 「ヤッターマン」に続き、午後7時30分からは「名探偵コナン」。7日は「カラオケボックスの死角(後編)」を放送するよ。前回の日記でも触れたけど、今回注目して欲しいのはラスト近くに出てくる本堂とコナンのやりとり。なんというか、コナン(新一)の本心がひとつ垣間見える会話になってるんだよなあ。2人の本音トークに加え、犯人は誰でどんなトリックを使ったのか、そちらもしっかり推理して下さい。今回は本堂の意味深な言動も含めて、彼の気持ちを振り返りながら見てくれると面白いと思うよ。

 先週も東宝関西の塚本さん、豊嶋さん。メディアファクトリーの山下さん、おなじみ小学館の浅井さん。天樹征丸さん、亜樹直さん、漫画家のオキモト・シュウさん。講談社の野間さん、古川さん、都丸さん、東映アニメの清水さん。などなど各界活躍のステキでスゴイ方々といろんな未来を見つめながら、明るく楽しく元気よく、時に熱く過激な打ち合わせに明け暮れました。

 そんな身体を癒すかのように年に1度の「名探偵コナン」スタッフツアーに行ってまいりました。今回の目的地はわれらがコナンチームの座長・高山みなみさんの提案により、チーム初めての沖縄であります(写真(2)は貸し切りバスのネームプレート)。

 参加を迎えてくれた沖縄は天気も絶好調で、首里城もアメリカンビレッジも海洋博公園もとにかく32度の暑さ。そんな温度はものともせず、みんなそれぞれ観光に砂浜に海上にと繰り出して充実の3日間(写真(3)は宿泊したホテル敷地内の風景)。

 同室になった服部平次役の堀川りょうさんと、じっくりいろんな会話を重ねてしみじみ幸せな時間を味わえました。…まずは青山先生が生み出した「名探偵コナン」の存在、そしてわれわれスタッフの出会い、そのチームとして今まで積み重ねた日々の研さん。各々がそのミラクルな全てにありがとうの気持ちで前向きに、これからも一歩いっぽ歩んでいくんだよね。気持ち良くよどみなく当たり前の事に行き着きます。

 それにしても小プロの山田さん、長谷川さん、幹事役本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。このツアーに参加できたスタッフもできなかったスタッフも、そしてこのページを読んでくれている皆さまも、みんな一様に「名探偵コナン」との出会いにそれぞれが感謝感謝ってしていけたら本当にステキなことです。白い浜辺でまぶしくまばゆい陽の下で、そんなことを感じながら、ゆっくりした時間を過ごせた旅でした。