■第１回「名探偵コナン」の裏話[2003.06.02up]

　今回は「名探偵コナン」の裏話を紹介するよ。

　７日に放送する「都会のカラス」は原作にはないオリジナルストーリー。大人に混じって事件を推理していくコナンや少年探偵団のメンバーに、どうやって事件を解決するための情報を伝えるかがオリジナルストーリーを作る時のむずかしいところなんだ。今回はどのようにコナンに情報を伝えたかというと千葉刑事の会話から。

　千葉刑事はこれまでで一番良くおしゃべりをするんだけれど、コナンの前でついつい子供には言ってはいけないようなことも口走ってしまうんだ。この千葉刑事の言葉に隠された情報からコナンは事件を解決する糸口を見つける。どんなことを話すのか、視聴者のみんなも千葉刑事の発言に注目してみようね。

　今回のお話はどう見ても事故にしか見えないのにコナンだけは事件と睨むんだ。あることがひっかかり、粘って捜査を続けるんだけれど、コナンが気になったとある現象とはいったいなんでしょうか？みんなもコナンと一緒にその現象を注意して見るとおもしろいと思うよ。

　今度は声優さん、スタッフたちのお話。アフレコの収録が終わった後、監督や脚本家、声優さんが参加してよく食事会が行われるんだ。スタジオ近くのお店へ10人から15人くらいで行って、いろいろと会話をしながら食事をするんだけれど、話題はやっぱり作品について話すことが多いね。みんなが普段作品に対して考えている自分の意見を言って、この時話したことが実際に作品に反映されることもよくあるんだ。

　熱心に意見交換をするのは大切なことで、これは視聴者のみんなが楽しめるような良い作品を作りたいからなんだ。この食事会はアフレコの収録が行われているスタジオの近くのお店に寄ることが多くて、「名探偵コナン」は北海道料理、「犬夜叉」は沖縄料理によく行くね。

　これからも「名探偵コナン」「犬夜叉」の裏話をどんどん紹介していくから楽しみに待っていてね！