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『アニ民318人目』Rejet株式会社取締役・前田浩孝さん
- 2018.02.08
今週のアニ民は女性向けコンテンツの企画・制作・開発をするRejet株式会社取締役・前田浩孝さんです。この前田さん、あとで説明しますがいくつかのゲームやアニメ作品のキャラクターデザインの第一人者なのですが、ボクが初めてお会いしたのは、とある食事会でした、それもまだ1年くらいしか経ってないよなあ。ちょっと前の日記に書きましたが、最近いろいろな食事会にて新たなつながりが始まることがあります。本当に面白いご縁って、実は意外に近くにあったんだなって思うことが多いです。前田さんとの印象はまず見た目がカッコ良い。そしてそのスタイリッシュさに、当人が口にする内容が負けてないというか、ああこう見せてる人だからこう言うんだ、と納得しちゃう感じ。その上、会話の口当たりが良いなんて。
会社の経営者でありながら本人の本職はキャラクターデザイン。ここへ来るまでの前田さん人生の激動は聞いてて面白い。とにもかくにも最初はただ絵が描ける、そしてその絵が上手い、さらにそこにキチンと個性があると言うことだったと思います。そうして描いたキャラクターというか作品が人の目に留まり、次第に絵を提供する場が増殖していく。キャラデザのプロになってでっかくなっていく人間の、当たり前の道を通っているのだと思いますが、何度か話しているボクの前の前田さんは何かちょっと違うような気がします。
まず先に言いましたように人となりがオシャレで清潔感あります。ここでボクの知る多くのクリエイターと違いが出ます。いや、知り合いのそーゆー方から怒られるとは思いますが、やはり創り出すもののセンスがものすごくても、その作業姿や作業工程一般がちょっと…ということもよくありますが、それもそのはずです。だってみなさまの作品をリリースするのに、リリースされる物がOKならそれで充分で、それ以外の見せる必要ない部分に配慮する必要なんて無いのですから。
さらに本人の会話の仕方、さっきは口当たりと言いましたが、ここではあえてプレゼンテーションと言っちゃいましょうか。ソフトで落ち着きがあり、それが生み出されたキャラクターの品の良さ!につながっているんだなと思ってます。そーゆー前田さんだからこその、その創り出すキャラクターと作品の受け入れられ方があるし、その積み重ねが今の前田さんをまた一枚再構築している。ボクが感じるその印象は間違っていない、と思います。
先日も少人数でワインを飲みながらすこぶる楽しくお話ししました。一点残念なのが、ボクが前田さん世代よりも20歳近く年上だということ。話していて自分の視点が20歳若いその年齢感覚に基づいたものだったら、もっと前田さんの温度を感じられるのかも。まあそうじゃない出会いだったからこそ、お酒の会話からも一種の化学反応を感じ取れてるのかもしれませんね。というわけで、残念ながら未だお仕事としての接点はカケラも無いのですが、これからもいっぱいご一緒させて下さい。そしてなにかと上手く協力しながら、世の中を騒がせるような作品を送り出していけるようになるという夢は維持していきたいですね。