• ■12月13日
  • ■12月13日

  • 2004.12.13

 12月20日の「名探偵コナン」は2時間のクリスマススペシャルを放送するよ。タイトルは「甲子園の奇跡!見えない悪魔に負けず嫌い」で、舞台は高校野球の試合が行われている夏の甲子園。ちょっと季節外れだけれど、おもしろいものを放送するのが一番だと思ってね。これまで2時間スペシャルは正月に7回放送しているんだけれど、映画にして上映しても遜色ないという声もあって、本当に評判がいいんだ。今回は初めての年末の放送。みんなに素敵なクリスマスプレゼントになればいいなぁ。

 この物語は迫力たっぷりのタイムサスペンス。犯人が観客を狙って、甲子園のどこかに爆弾を仕掛ける。つまり観客全員が人質になってしまうんだ。いろいろな伏線も張られていて、この事件はとても複雑。試合中、決められた回のプレーが終わると何かが起こるという予告があるんだけれど、試合が続いている間は大丈夫なんだ。甲子園に出場する選手たちは真剣勝負しているから、なかなか試合は終わらない。暗号の謎解きと勝負の駆け引き、その辺の攻防が見どころだね。これは原作がある作品なんだけれど、勝負やスポーツ物は青山先生が好きなジャンルなんだよね。

 グラウンドでは17、18歳の高校生たちが野球のプレーで渾身の勝負をしている。同じように観客席ではコナン、平次たちが犯人に負けまいと観客の安全をかけて推理の勝負を行う。タイトルはそんな彼らのどんなことに対しても負けないという気持ちからつけているんだ。だから、みんなにもその思いを味わいながら見て欲しいね。そして、番組の最後には23日に全国公開する映画「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」の特別バージョン告知やコナンクリスマス100名視聴者プレゼントもあるから楽しみにしていてね。