新番組『電波教師』授業始めます!

　冒頭の写真は4月1日秋葉原駅構内でのパブリシティ展示です。実は昨年末「名探偵コナン　江戸川コナン失踪事件」のパブリシティで行った掲示板広告が大好評。今回新番組「電波教師」と「名探偵コナン」2階建て1時間のパブリシティ掲示黒板と相成りました。ところでよく見ると「電波教師」が「くまもん教師」になってます。そう、この日はエイプリルフール、一日限定のデザインというわけなんです。ちなみにこの教室型広告、4日21時ごろまで展示されてます。

　さて3月29日横浜みなとみらい「パシフィコ横浜」で、週刊少年サンデー56年の歴史の中で初めてと言われる特大イベント「サンデーフェス2015」が開催されました。周りの桜がほぼ満開となった横浜の日曜日、大勢のサンデーファンが会場のいたるところに列を成し、連載マンガの人気を物語ってました。今回は「電波教師」と「名探偵コナン 業火の向日葵」も大きくとりあげられ、僕は展示エリアや2回にわたる特別なプレミアムステージをファンのみなさまと一緒に楽しませてもらいました。

　まずはお昼のステージを観覧。コナンコーナーは「名探偵コナン 業火の向日葵」の特報映像からスタート。コナン君に続いて高山みなみさん、山崎和佳奈さん、小山力也さんが登場。今回の映画について3人がいろいろこぼれ話を話してくれます。そして「業火の向日葵」の上映館で見られる予定の「NO MORE映画泥棒」映像も初公開。コナンとキッドが映画館でおなじみなカメラキャラと競演!?キッドは元来怪盗なだけに妙なリアリティーがあったりもして会場内は大ウケでした。

　それにしても今回は高山さんらが、特報と本編の違いや鈴木財閥のスゴさなど面白い視点からたくさんのコメントをしてくれました。演じる方からも今回は語るべきポイントがいっぱいあったんだな、って改めて感じました。その後ステージ横で山口勝平さんも入ってのインタビューも敢行、それぞれの役の立場から出た今回のアートミステリーに対する感想はすごく熱いものでした。

　ちなみにステージ上で相変わらず大暴れして楽しいのは小山さん。まあなかなか活躍できない？毛利小五郎、「今回の小五郎の活躍シーンは？」って聞かれて、もう楽しく答えるしかないという作品が続いているだけに、小山さんらしい明るいボケがもう小五郎そのものと言っていいかもしれません。

　そして今回、僕にとってのもう一つの超目玉は「電波教師」です。夜のステージだけだったこの作品コーナー、昼とは違う趣向で行われたコナンコーナーの後に登場！主役はもちろん鑑純一郎役の神谷浩史さんですが、叶美奈子役の雨宮天さん、柊暦役の三森すずこさんもステージを豪華にしてくれたのに加えて、なんと原作者の東毅先生も登壇され舞台上が一気に電波教師150％状態。

　それにしても東先生のキャラが面白い！「熊本が生んだ伝説の電波マンガ家」と自己紹介した先生、主人公の名ゼリフは「人に言えないコトを三日三晩煮詰めた感じ」そして主人公鑑純一郎に至っては「YD、やりたい事しかできないしたくない、人間の根源的なコトを煮詰めた、自己肯定のキャラ」と見事な説明。神谷浩史さんも「思い切りやりがいのある面白い役をいただいた」「あんまりがんばらないで下さいね、と監督から言われた。で、がんばります、と答えてしまった」純一郎のキャラについては「YDスイッチが入る時が難しい、そこ、がんばるんじゃないの？と見えるところをがんばらないので、逆にヘンなヤツだなと思われたら正解」と分析。

　続いて「叶美奈子は元ヤンキーのキャラをがんばった」と天ちゃん。番組OP主題歌「Youthful Dreamer」歌うTrySailのメンバーでもあるので、「タイトルからすでにYDになってるし歌詞もこのアニメにぴったり」と曲の紹介もしてくれました。すずこちゃんの役は実はかなり謎めいた部分が多い美少女。「ストーリー展開を導くような存在を楽しんで演じていきます」。最後に東先生が「ルールなんか守って社会で通用すると思うなよ」の名ゼリフについて「世の中を実際に動かしているのはルールなんか守ってないヤツだ、と思ってるから出てきた」と話してたのが印象に残りました。

　というわけで4月4日土曜日夕方5時30分新番組「電波教師」スタートです。今の社会に最も必要な要素があれこれ含まれた、自信を持ってお勧めできる世直しならぬ世づくりアニメです。ぜひ「電波教師」と一緒に新年度をスタートして下さい！引き続き夜6時からは「名探偵コナン 怪盗キッドvs最強金庫(前編)」。「業火な向日葵」でも繰り広げられる怪盗キッドvs鈴木次郎吉の前哨戦とも言えるお話です。見ておくと映画を観てクスッとしちゃうかもです。

　そして6日月曜深夜2時「スワラジ」ゲストは先週に続き「名探偵コナン」の音楽をすべて手がける大野克夫さん。この日は大野さんの音楽の制作原点話や秘蔵のデモテープからの音楽を聞いたりします。それにしてもグループサウンズから大野克夫バンドまで、その積み重ねのあまりに壮大な作品群に驚くしかありません。ちなみに「スワラジ」この回から放送4年目に突入です。こちらも長くご支持いただき、みなさまに感謝いたします。月曜深夜に聞き逃してしまったら、その週土曜夜10時FMトヨタの再放送もぜひお聞きくださいね。

　アニメ日記、次回は4月16日の予定です。でもお伝えしたいことが出来たら短くでも更新するかもしれません。引き続き、よろしくお願いいたします。