『アニメ村のステキな住民たち』アニ民157人目

　今週のアニ民は声優の田中理恵さんです。

　同姓同名で活躍する方々がいますが、我らがアニメ業界の第一線で活躍している田中さんを、ここではいつものようにりえちゃんと呼ばせてもらいます。初めてりえちゃんを認識したのはTVアニメ「ハヤテのごとく」でした。この作品の第一期は2007年放送ですが、当時「名探偵コナン」と並んで少年サンデーの2大アニメ風に紙面紹介もされてました。その特集でかなり大きく取材されてたのがマリア役のりえちゃんで、そこから興味を持ったことを覚えています。

　とは言っても本人はもう20世紀から活躍しているベテランであります。(この、20世紀から活躍、という言い方はもうあまり評判がよろしくないですね ･_･;) 実はこの文章書いている時点で2000年のコナンで出演してもらってることが発覚。言い訳はありますが、プロデューサーとしてはいかがなものか…ちょっとショックを受けました。

　とにかく僕にとってのりえちゃんは「輪廻のラグランジェ」の地球側ファロスの艦長・渡部えり役です。さまざまなトラブルに立ち向かい、ファロスの実質的な統括をするおねーさま的キャラクターがたまりません。この作品においては、ようこ役のとまみ=能登真美子さん[127]との二人が、なぜかおねーさまキャラとして極めて立っている気がしているのは僕だけ？おそらく二人とも役者として受け手側の予測以上にトンがって演じてくれてる…ということでしょうか。ラグりんにはこの点においてもかなり楽しませてもらっているのです。

　そして偶然ではありますが、同じ時期に数回登場してもらった「名探偵コナン 初恋の共同捜査（前後編）」三池苗子巡査。彼女は千葉刑事と新たな「本庁の刑事恋物語」でも始まってしまうのか、と思わせる相方です。小学生時代からの淡い記憶を引きずるお話は、千葉刑事の自宅でのVHSビデオテープをめぐる「初恋のビデオレター（2011年7月放送）」に詳しいです。そしてそれを受けてこの時期の6月に放送された前後編で二人はお互いの事を認識しあって両想い！…になるはずが？、まあこれは一方的に千葉刑事側の鈍感さに問題があるのでしょう、何だかまだ道はるか遠しのようです。

　というわけで、マリアや渡部えりを演じるのとはほぼ正反対なイメージで、その赤ら顔が表すような苗子を演じてくれたりえちゃん。アフレコ時に楽しそうに恋愛初心者な？苗子を語ってたのが印象に残ってます。佳境に入った「輪廻のラグランジェ」もいよいよあと2話！大詰クライマックス！さらに「ハヤテのごとく」も10月から新シリーズスタートだそうで、りえちゃんの活躍にますます加速がかかってますね。

　そんなりえちゃん、先日やまちゃん＝山寺宏一さん[112]との結婚を発表しました。ファンにとってもそうでしょうが、僕にとっても強烈一大ハッピーな出来事であります。アニ民112でも書きましたようにやまちゃんとは25年を越えるお付き合い。たまに一緒に食事をするメンバーがめでたい感じで増えたことになります。こーゆーハッピーカップルに僕がプレゼントするのがこの日記でも紹介したことがあるアロエサボテンです。“不夜城”なる名前がついているこのアロエくん、ちょっと日に当てるだけでどんどん増えて大きくなるので良ければ大事にしてください。育つ大きさもその鉢の大きさによる感じなのもイイです。大きくなるためにウツワもより大きく、ですよね。りえちゃんやまちゃん、これからもお互いに公私ともに楽しく大きくがんばっていきましょう！