• ■04月02日
  • ■04月02日

  • 2007.04.02

 いやー本当にお待たせしました!ついについに映画「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」(4月21日公開)の初号試写を行うことができました。初号試写というのは、できたてのホヤホヤの作品をスタッフや関係者で観る文字通り一番最初の試写のことでね。映像はもちろん音響やいろいろなバランスなども最終チェックして問題があれば直すんだ。この時点では何にも問題が無い状態が理想なんだけど、ありとあらゆるコンプリートな完成形が求められるのが当然なワケで、毎年なんやかやと問題点が出てきます。で、スタッフや関係者ら約100人以上が集結して無事上映終了。やはりいくつか問題点が出て、細かい直しはあるものの、すごく満足できる仕上がりになりました。かなり厳しい条件にスタッフみんなで果敢にチャレンジしたこともあって、これからのコナンを象徴するような冒険とロマン溢れる作品ができたと思います。全部の仕事が終わったのは夜11時を過ぎていたけど、この日はうれしくて山本監督を始めとするスタッフ約20人と簡単な打ち上げをやったんだ。監督たちが寝る間も惜しんでがんばって素晴らしい映画を作ってくれたから、これからはそれを1人でも多くの人に観てもらえるようにしていくのがスワッチたちの仕事。監督から「あとは任せます、がんばって宣伝して下さい」との乾杯あいさつに、東京ムービーの吉岡Pが「今年からは監督も舞台挨拶などもオモテ立ってやって下さい」と切り返したりして…。この日の楽しい打ち上げはすごーく深夜まで続きました。

 ところで初号試写が行われる調布の東京現像所へは電気通信大学キャンパスを通り抜けて行けます。毎年ちょうどこの時期は桜がすごくて、この日もほぼ満開の夜桜のトンネルを味わえました。伝統ある現像所の試写会場も、昨年改装した超最新の映画館条件でご機嫌な状態の上映でした。みなさんも全国の素敵な映画館で、これからのいい季節にいい条件でこの作品を味わってほしいですね。

 さて今、全国のセブン-イレブンが大変なことになっているよ。4月2日に放送された映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」で情報スーパーが流れたから気付いた人もいると思うけど、セブン-イレブンでは映画「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の公開を記念して、マガジンラックのところに名探偵コナン・マジックファイルというコーナーが設けられるんだ。この目立つ場所で、今回の企画のために「名探偵コナン」テレビシリーズの特別に厳選したエピソードを収録した特製限定DVDを発売。実はこのDVDは小学館の浅井Pの力作企画。ちょっと説明しづらいけど、見るのにユニークな仕掛けがあるというスグレもの。そのコーナーではコナン新作映画のチケットも購入できるし、さらに4月11日に発売される週刊少年サンデーは、特別仕様の袋とカバーで梱包されてるセブン-イレブン限定のものらしいのです。まだ見れていないのですが実際どんなものなんでしょうか?

 さて今、全国のマクドナルドが大変なことになっているよ。2日からテレビCM(小学生4人を使ったセンス抜群の傑作!)が流れているから見た人がいるかもしれないけど、全国のマクドナルドでは4月6日から「名探偵コナン」のハッピーセットの販売をスタート!このハッピーセット男の子バージョンには、阿笠博士が発明したアイテムのオモチャ1つがついてくるんだ。アイテムは予定として、蝶ネクタイ&追跡メガネ(4/6〜)、麻酔銃&探偵団バッジ(4/13〜)となっていまして無くなり次第終了だそうです。テイクアウトの袋にもコナンが描かれているし、コナンのマックカードもコナンが描かれた特製の赤い袋に入って販売されています。現物はまだ見れてないのですが、マックのオモチャってレベル高いし、とにかく手にとって使ってみたいよね。

 さて今、全国の多くの本屋さんが大変なことになっているよ。現在書店では「名探偵コナン」の図書カード4種類が販売されているのです。図書カードは映画版2種類とテレビ版、原作版があってね。映画版はポスターの2種類。テレビ版はコナンが花束を持っていて、原作版はランドセルを背負っているんだ、いずれもすごくかわいくおすまししてます。価格は2000円と3000円がそれぞれ2種類ずつ。本をよく買うという人には、ぜひ御利用をおススメします。図書カードを扱っている書店には、映画のポスター絵柄にそのコナンの図柄も含んだ告知ポスターが貼られていたり、チラシが置いてあったりするから、ぜひお近くの書店に行ってチェックしてね。使い終わったカードはファイルものですよ。

そして31日に大阪・御堂会館で全国で一番早い「小学館連合試写会」が開催されました。一般の人たちの反応に最初に触れられるということで会場に行ってきたんだけど、想像以上のものでした。探偵団の一つ一つの行動にかたずをのんだり、笑ってくれたり、少年サンデーの読者が多いということで小学生が目立ってたんだけど、107分という長い上映時間にもかかわらず、全編通してほとんどザワザワすることがなかったなあ。で、コナンの映画ってエンディングの後のエピローグもすごく大事って、この日記を読んでくれてる人はよく知ってると思うけど、今回のは特にその度合いがでっかいのです。青山先生自らが作り出したエピローグの名エピソード、これはホントに見逃さないでね。

 東京は四谷に近い荒木町という街があります。その杉大門通りに41年間営業してたスナック「茜」がその営業を終えました。スワッチがお世話になったのは20年弱でしたが、昭和のにおいがいっぱいの良い空間でした。宮崎の出身という坂本のおばちゃん、長いことお疲れ様でした。終わるもの始まるもの続くもの、いろいろあるのはしかたない。その日その時、悔いだけは残さないようにがんばって生きて行きたいものです。