• ■11月13日
  • ■11月13日

  • 2006.11.13

 みんな、すっかり寒くなってきたけど、体調は崩してない? 先週、スワッチは「名探偵コナン 第5回温泉ツアーin熱海」に行ってきました〜。その数日前に「名探偵コナン」のアフレコがあって、終わってからみんなで沖縄料理のお店に行ったんだけど、スワッチは崩した体調を立て直し中のリハビリ中…。泡盛もワインも飲まずに沖縄ソバで我慢したんだ。う〜ん、お酒好きのスワッチとしてはホント辛かった。いつも同席してくれている小学館の薄谷さんが何杯も泡盛の飲む姿を見て、羨ましいなあって思っていたんだ。がんばって我慢したのも今回の温泉ツアーで役者さんやスタッフと一緒においしいお酒を飲むため。まだまだ、病院から与えられている酸化マグネシウムを飲んでいて、お腹が緩かったりするけどね。

 コナンの温泉ツアーは2003年以来でね。約180人の関係各社のスタッフや役者のみなさんが参加してくれたんだ。もちろん1泊2日は無料招待!ファンのおかげもあって映画10作目も大ヒットできたし、放送10周年の各種イベントが成功したこともあって久しぶりに開催できました。もちろんスワッチはワイン係。大宴会用にネットでワインを2ダース+α 購入して送ってもらっていました。目玉は青山剛昌先生が連載をスタートさせた1994年のシャトー・ラトゥール2本。ちゃんとデキャンタージュして状態は最高! ほかにもブルゴーニュの白と赤、ボルドーのワインなどを用意したんだ。それにしても、みんなと飲むワインは格別だったなあ。大宴会で乾杯の音頭をとったのはコナン役の高山みなみさん。高山さんは「10年と言わず、20年を目指してここからが新たな一歩。みんなで楽しいこと、辛いことを分かち合い、心を1つにしてがんばっていきましょう」と話していたよ。

 ほかにも、小五郎役の神谷 明さん、蘭役の山崎和佳奈さんというレギュラー陣をはじめとする役者さん、そしてスタッフの方々が順番にあいさつしてくれてね。この日はアニメとは違い、警視庁も黒の組織も関係なく、みんなで楽しくお酒を飲みました。そして、還暦を迎えた神谷さんたちには、コナンが描かれた特製の赤いちゃんちゃんこをプレゼントしたんだ。このプレゼントは飛騨高山の職人さんが作ってくれたもので、高山さんと山崎さんが神谷さんたちに手渡したんだ。神谷さんは「こんな素敵なちゃんちゃんこをもらい、一生の宝物になると思っています」と喜んでくれました。小学館の植田さん、元トムスの社長・加藤さんもおめでとう! と言うわけで3人が宴会の舞台上で赤くなっていました。さらに神谷さんは眠りの小五郎芸を披露して会場はヤンヤの喝采で大盛り上がり。大宴会の最後は東京ムービー・吉岡CPのあいさつとスワッチ恒例の3本締め音頭をとってね。イベント屋の友達の受け売りなんだけどちょっと豆知識、3本締めはチャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャ、チャというリズムで手を叩くよね。これには意味があって9回の拍子は漢字の九。最後の拍子は点を意味して、九に点を加えると丸という漢字になるでしょ。全て丸く収めてという意味らしいよ。スワッチたちは末広がりになるようにという思いを込め、1、2、3、4、5本と指の数を増やし、5回続けて3本締めをしたんだ。会場全員で点をつけて大きな丸にスタッフの気持ち、結束はさらに深まったと信じてます。みなさん、ありがとうございました。

 大宴会が終わった後は会場を移して2次会がスタート。神谷さんがコナンの最初のオープニング曲「胸がドキドキ」を歌ったり、ワイワイと楽しく会話をしたりと会場は大盛り上がり。こうして2006年のコナンチームの大宴会は深夜まで続きました…。今回のツアーでは、いつも一緒に仕事しているスタッフだけでなく、普段顔を合わさないスタッフたちともそれぞれ親交を深めてくれたみたいでね。みんなが楽しめる作品を作るためにも、しっかり体調管理をして、これからもがんばっていきましょう! みんな〜、コナンと結界師の応援ヨロシク頼むよ!

 そして、11月20日の「結界師」は「最高のケーキ!」を放送するよ。今回はパティシエの人間霊、真彦が出てくる話の後編。これはスワッチも大好きな話の1つでね。原作ではこの話を最後に真彦の登場はないんだけど、アニメでは愛すべきキャラクターの真彦をまた出したいなあと考えているんだ。今回、良守は真彦を成仏させるために彼なりにがんばって、人間として一回り成長しているんだ。良守は一冊のぶ厚い本を読んだぐらいのことを経験したはず。良守には、そのパワフルなエネルギーを時音にも向けてほしいな…と思ってマス。がんばれ〜、良守!

 一方、20日の「名探偵コナン」は「園子の赤いハンカチ(前編)」を放送するよ。今回は園子がメインの話でね。大宴会では園子役の松井菜桜子さんが放送を見てとみんなにPRしていたよ。そうそう、前編の登場人物はたったの4人なんだ。これは10年間で最少の新記録。人数が少ないと役者さん1人ひとりのセリフが多くて大変なんだけど、アフレコの収録時間はいつもと同じ。さすがだよね、高山さんら4人の役者さんががんばってくれたおかげです。