• ■10月30日
  • ■10月30日

  • 2006.10.30

 先週、スワッチは東京の赤坂プリンスホテルで行われた外画動画吹き替え放送50周年記念パーティに出席したんだ。そういえばTV放送の歴史も50年を超えてるし、数ヶ月前には「東映アニメーションの50周年記念パーティ」もあったし、もうこの世界でものを語る尺度は半世紀というサイズになっちゃうんですね。そんなスケールもあってか、このパーティは協同組合日本俳優連合、中間法人日本音声製作者連盟、中間法人日本芸能マネージメント事業者協会という3つの団体(改めて書くと威圧されます)が開催したもので、ものすごく規模がでっかい! なんと2千人以上の参加者が集まって広い会場なのにそこはまさに芋を洗う状態。いろいろな人気アニメの声優はもちろん、この世界のそうそうたる役者・声優さんたちが来ていたよ。スワッチはけっこう顔見知りが多くて、いろいろ久しぶりな人や珍しい人とあいさつしたり話をしたりしてとっても楽しかったけど、会場を一周するのに1時間以上かかってしまって食事どころではなかったね。イベントもいろいろあって、ステージ上では第1部の司会を日高のり子さんが務めて、第2部では若手声優5人が歌ったり踊ったりして、「エンジェル・ハート」のシンホン役・鈴木千尋さんもその中でばっちり目立っていました。終盤には長寿アニメ番組の1つとして「名探偵コナン」の映像が紹介されてね。あーゆー会場であれはうれしかったなあ〜。パーティは午後6時半から9時過ぎまで盛大に続いてね。最後のクローク長蛇の列までホントに満員御礼の大パーティでした。多勢のスタッフの皆さん、ホントに大変でしたね、ご招待いただきまして本当にありがとうございました。

 その後は流れで斉藤梨絵さん、吉野裕行さん、富岡プロデューサー、手塚プロの久保田プロデューサーと赤坂にある日本料理店で食事をしたんだ。持ち込ませてもらった3本のワインを飲みながら、かなり珍しいコリコリのクラゲの刺身や和心いっぱいの大皿料理などをワイワイ食べました。実はその店は久保田さんの行きつけのお店、なごやかな時間と久しぶりの会話を大いに楽しめました。パーティでもさんざん飲んでいた富岡さんは、そこでもどんどん会話と飲食が進み、まだまだお腹が空いていたのか最後に稲庭うどん2人前をペロッと食べました。で、それだけでは満足せず、スワッチと2人でもう一軒行っちゃうのです。しかしそこではなんとか乾き物とワイン1本で収めることに成功したのでした。富岡さん、遅くまでお疲れ様でした。

 さてそんなメンバー(?)で快調に制作が進んでいる「結界師」、11月6日は「お菓子な人間霊」を放送するよ。この話は原作にもあるとても評判がいいストーリーなんだけど、TVアニメではこんな世界をもっと大きくして大事にしていきたいなあ、と思っているお話です。お菓子が大好きでお菓子のお城を作るのが夢という良守が、真彦というパティシエの幽霊と出会ってしまうユニークなものでね。良守は結界師として、その人間霊に前向きに進むべき道を示すんだ。結界師は妖(あやかし)と戦うだけじゃないという物語の別の一面もわかるはずだよ。放送を2回終えたこの番組、この前の週末にも本屋の漫画コーナーで、結界師の単行本を指差して番組を見たらしい子が、見てなさそうな子に「これ、なんだかスゲーおもしろかったぜ」と話しているのに遭遇。かなりユニークな存在のアニメ「結界師」もじわじわ学校に世間に浸透してきているようです。まずのポイントは結界術!これからもどんなドラマが、バトルが展開されるか見逃さないで注目していてね。

 一方、6日に放送する「名探偵コナン」は「ひっくり返った結末(後編)」。前回の日記で書いたように「刑事コロンボ」的な推理を楽しむ話だから、コナンと少年探偵団がどういう風に犯人を追い詰めていくかをとくとご覧下さ〜い。今回はいつもと違ったちょっとした仕掛けというか、探偵団の動きが違ってますよ。しかしホントにこいつら、たいした小学1年生だよね。あっ、2人は違うか。