• ■05月15日
  • ■05月15日

  • 2006.05.15

 今、スワッチは作画さんや役者さんら総勢100人のスタッフと映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」の打ち上げをしている真っ只中! 目暮警部役の茶風 林さん、歩美役の岩居由希子さんが司会をやってくれて、新宿のお店で楽しいひと時を過ごしていま〜す。抽選会があったり、コナン役の高山みなみさんが役者さんを紹介したり、かなり盛り上がっているところ。ファンのみんなのおかげで観客動員数も好調に推移していてね。公開から3週連続で1位になりました! スタッフは10年前から一緒にやっている人も多くてね。スワッチは「これからの10年に入りました。この10年も一緒にがんばろう!」とあいさつさせていただきました。

 それから、みんなにうれしいニュース!! 体調を崩して休養をとっていた光彦役の大谷育江が現場に復帰しました! 打ち上げでは、高山さんがピンチヒッターとして光彦の声を演じてくれた折笠 愛さんに花束を贈呈したんだ。折笠さん、本当にありがとうございました! そして、復帰した大谷さん、おめでとうございます! ホントにいいよなぁ、こーゆー雰囲気は。こんな時間をすごせて幸せだなあ、和やかなパーティにひたってます。スワッチは赤ワインと白ワインを飲んで気持ちよくなりかけているところ。だから、酔っ払う前にこの日記を書いているんだ。

 22日の「ブラック・ジャック21」は「空飛ぶ病院」を放送するよ。この話に出てくる最新の医療機器を搭載した飛行機は、実際にアメリカにあるものでね。病院に来られない患者の元に飛んでいくんだ。新シリーズでは、こんな現在進行形の最先端の医療も調査した上で、作品の中に取り入れていくからね。TV完全オリジナルの作品だから見逃したら損だよ! そして、今回の話には、形成外科医でタレントとしても大活躍されている西川史子先生そっくりのキャラクターが登場するんだ。名前も同じで前にも少しだけ出たことがあったけど、きちんと登場するのは今回が初めて。もちろん超優秀な女医の設定で、ブラック・ジャックのライバル、白拍子先生と一緒に出てくるんだ。

 新シリーズは現代医学もテーマの1つで、現代医学に詳しい西川先生に取材して話を聞こうという提案が手塚 眞監督からあってね。それで、何度か事務所にお伺いして、西川先生から現代医学について話を聞いたんだ。その縁もあって西川先生のキャラクターが出演することになったわけ。西川先生は自分のキャラクターが出ることを喜んでくれていてね。声優もやって欲しかったけど、スケジュールの都合もあって、キャラクターをまんまお借りしたんだ。西川先生はアフレコにもたまに遊びに来てくれて、とてもよいお付き合いをさせて頂いています。こんなコラボレーションってできそうで、中々できないものだからねぇ。今後、作品の中で西川先生がブラック・ジャックとどう絡んでいくかに注目だよ。

 一方、22日の「名探偵コナン」は「そして誰もいなくなればいい」を放送するよ。この作品は脚本家、扇澤延男さんが手掛けたオリジナル。タイトルからもわかるけど、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」がモチーフの事件だね。どんなミステリーに仕上がっているか、楽しみにしていてね。でも、扇澤さんの視点はホントにユニークだなぁ。この人の懐にはどんなアイデアが詰まっているのか…。発想が変わっていて、捉えどころのないモノを書くからねぇ。お酒を飲むとただの酔っ払いのおじさんなんだけどなぁ(笑)。ウソウソ、飲む時はいつも楽しいひと時を過ごさせてもらっています。ミステリーファンは特に「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品として注目してね!

 それから、今月から作品のクオリティが上がった「エンジェル・ハート」はチェックしてくれている? スタッフは寝ずにがんばっているから応援ヨロシク!