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■04月10日
- 2006.04.10
スワッチは「名探偵コナン」の佐藤監督、小林プロデューサー、脚本家の宮下さん、文芸の飯沢さんと香川県の琴平町に来ていま〜す。先週は「名犬クールのお手柄」のシナリオ会議の話をしたけど、今週はシナリオハンティングの話をするね。僕たちは夏くらいに放送する予定話数のシナリオハンティングで、この町へ取材に来たんだ。出雲や鹿児島や倉敷など、「名探偵コナン」では旅情ミステリー?というべき作品を毎年放送しているでしょ。今年の旅モノは金毘羅山のあたりを舞台にする予定なんだ。僕たちが写真を撮ったり、地元の人から話を聞いたり、いろいろ取材しているのは、785段ある階段を上ったところにある金刀比羅宮や1835年に建てられた日本最古の歌舞伎小屋、金丸座などです。「名探偵コナン」はアニメだしフィクションだけど、きちんと事件の舞台を取材することによって、物語にリアリティーが出て、2時間の旅情ミステリーに負けない?(負けたくない…)モノが作れるんだ。実際にある場所でちゃんとしたトリックができれば1番良いんだよね。行ってみて初めてわかることもいっぱいあって、こーゆー取材は本当に想像以上に実りあります。といってもちゃんとシナリオになった時にそう言えるんだけど…。RNCさんほか、お世話になった皆さん、どうもありがとうございました! この後、シナリオ作成の上、絵コンテを起こして、必要ならば背景を描く美術さんたちがもう1度取材に来るんだ。この日は「ブラック・ジャック21」のアフレコもあったから、そっちも気になって、さっき斎藤プロデューサーに電話してみたんだ。アフレコは順調に進んだみたいだからスワッチも一安心…。今は「名探偵コナン」の劇場最新作の公開が目前に控えていることもあって、ホントに猫の手も借りたいくらいに忙しくてね。スタッフが分担して仕事をしているんだ。
その映画「名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」がいよいよ今週の15日、土曜日から全国の劇場で封切られます! バンザ〜イ! 実は14日の前夜祭は偶然にもスワッチの誕生日。自分の誕生日が賑やかなのはホントに嬉しいこと。こんな偶然は10年目で初めてのことだし、こんな良いタイミングで自分なりの記念日を迎えられるなんて感慨深いものがあるなぁ。今回は高山みなみさん、神谷 明さん、山崎和佳奈さんが東京、大阪、京都で舞台あいさつをしてくれるよ。詳しくは映画のホームページ http://www.conan-movie.jp/index.html をチェックしてね。 それから、12日にはB’zが歌う映画の主題歌「ゆるぎないもののひとつ」が発売されます。こっちの方も応援ヨロシク! 最後になっちゃったけど、新番組「ブラック・ジャック21」の初回はどうだった? なんだか迫力あったでしょう。スタッフたちも、なみなみならぬ気迫で制作しています。みんなのおかげで順調なスタートを切ることができました。これからも、旅立つ?ブラック・ジャックとピノコを応援してね!