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第一週
9月22日 -
第二週
9月29日 -
第三週
10月6日 -
第四週
10月13日
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第一週
9月22日(木)24時29分~
伊賀稲高校の職員室で、作業をする国語教師の結島末吉(飯尾和樹(ずん))の元に、生徒の五分市りさ(莉子)がやってくる。授業中に没収されたスマホを返してもらうためだった。授業中、”5分で見終わるドラマ”を見ていたと明かすりさ。「そんなのあるはずないだろ」と半信半疑の結島だったが、りさと一緒に“ドラマ「5分後に意外な結末」”を見ることになり……。
様々なアンティーク品を取り揃えている骨董品店。店主の塚田鋼二(田口トモロヲ)が商品の手入れをしていると、全身ブランド品で身を包んだ女性客・青木薫(北乃きい)が来店する。店内を見回した薫は、ウィンドウケースに入った1つの指輪が目に入った。
不思議な光を放つ指輪に、吸い寄せられるように近づいた薫。値札には「一億円」と書かれていたが、夫が資産家という薫は「いただくわ」と申し出る。しかし、売るつもりはないという塚田。なぜなら、この指輪は、ワケあって、高額な値段をつけているようで……!?キャスト
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- 青木 薫
- 北乃 きい
台本を読んだとき、1つ1つの物語がすごく個性的で面白さを感じました。
その中で、自分が演じさせていただいた役柄が、またさらに魅力的で。
今まであまり演じたことのないような役柄だったので、すごくやりがいがありました。
本当に短い5分間という中で、セリフの面白さだけでなく、セリフがないところでの目線や、田口さんとの芝居の空気感がすごく独特なものがありました。
そういう緊張感、ミステリアスな感じを味わっていただけたらいいなと思います。 -
- 塚田 鋼二
- 田口 トモロヲ
撮影現場では、5分間という非常に短い尺の中で、どれだけのものが描かれるのか、どれだけ濃厚な時間になるんだろうかと、楽しみでした。
限られた5分の中での水面下の濃密な意識合戦みたいなものがあり、たいへん面白かったです。
どういう仕上がりになるか、すごく楽しみです。
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 守屋 健太郎
中学三年生の堀口祐希(城桧吏)は、隣の部屋に住む“殺人鬼”村田清(津田寛治)に怯えている。12年前、殺人容疑で逮捕される村田清の姿をニュースで見た祐希。「殺してやる! 殺してやる!」と暴れながら叫び、カメラをにらみつける村田の目を忘れることができなかった。そんな村田が隣に引っ越してきて、祐希は恐怖に苛まれている。ある日、下校途中の公園で村田を見かけた祐希。引き返し、別ルートで行こうとすると、村田はすごい形相で祐希の元へ走ってきて……!?
キャスト
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- 堀口 祐希
- 城 桧吏
台本を読んだとき、ものすごく面白かったですし、最初は少し怖い感じで始まるストーリーを読んでいくと「あ!こうなるのか」という面白さがありました!
「隣に住む殺人鬼」では、僕が演じる祐希は、津田さん演じる村田に対する恐怖心があるのですが、あることをきっかけに、村田に対する思いが変わっていくところを楽しんでもらえたらと思います。 -
- 村田 清
- 津田 寛治
アクションシーンもあり、ホラーみたいに怖いシーンもあり、城君演じるピュアな祐希が映されてるところもあるエンターテインメント作品なのですが、最後に誰も想像しえなかったような結末があって、「そういうことだったのか!」という驚きよりも、ハンカチなくしては見られない(笑)感動ものになっているのではないかなと思います。おたのしみに。
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 守屋 健太郎
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第二週
9月29日(木)24時29分~
放課後、生徒の五分市りさ(莉子)を呼び出した国語教師の結島末吉(飯尾和樹(ずん))。ガラケーを使っている結島は、この前一緒に見た“5分のドラマ”をまた見せてほしい、とりさに頼み込む。二人は再び、“ドラマ『5分後に意外な結末』”を見ることになり……。
新人白バイ隊員・大西琢磨(濱田龍臣)の“パトロール・デビュー戦”がやってきた。先輩の白バイ隊員・杉本啓介(六角慎司)は、「何かあったら連絡しろ」と声をかける。そんな中、明らかにスピード違反車が横切り、車を停車させた大西。窓をノックすると、威圧的な清水誠(橋本じゅん)が顔を出す。大西が免許証を求めると、悪びれもせずに無免許運転であると話した清水。さらに、車は盗んだもので、ダッシュボードには拳銃が入っていると告白する。激しく動揺する大西は、杉本に応援を求めるが……!?
キャスト
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- 大西 琢磨
- 濱田 龍臣
5分ぶんという短い台本の中で、なるほど!と膝を打つような、これが映像になったらどうなるんだろうといったワクワク感と、これを見ていただいて、どんなリアクションが視聴者の皆様から生まれるんだろうと、とても楽しみになりました。僕が演じる新人警官さんは、おっちょこちょいな感じなので、面白おかしく、笑って御覧いただければと思います。
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- 清水 誠
- 橋本 じゅん
落語のような面白い、まさに膝を打つような物語です。
あっという間に過ぎて、笑って見ていただける作品になっていると思います。我々が出演する「うそつき」は、『5分後に意外な結末』の中でも少し毛色が変わっているので、お、そうきたか!と、若干身を乗り出すような数分間だったらいいなって思います。 -
- 杉本 啓介
- 六角 慎司
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 守屋 健太郎
医者の門司稔(野間口徹)から、スキルス性の胃がんであると告知されたサラリーマンの高村俊章(鶴見辰吾)。ステージ4で、来年の桜を見られる可能性は低いと告げられ、呆然と帰宅する。その夜、高村は、妻の雅美(ひがし由貴)と、社会人の息子・章一(中川大輔)のやりとりを見ながら、思わず涙が滲んでくる。翌日、仕事を無断欠勤した高村は、「孫の顔も見ずに死んでいくのか……」と妻や息子を思い、再び涙が溢れていた。病気のことをきちんと家族に伝えようと覚悟を決める中、病院から「今すぐ来てください」と連絡が入り……!?
キャスト
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- 高村 俊章
- 鶴見 辰吾
台本を頂いたとき、いったん喜ばせておいて多分こう落とすんだろうなと予想しながら読んだのですが、落とし方がこっちか!と、裏切られました。まさに、意外な結末でしたね。
5分という短い物語だと、先読みできないテンポの良さがあり、そこがこの作品の面白さだと思います。一番の見どころは野間口さんの死神ぶりです。
ぜひ、ご注目ください。 -
- 門司 稔
- 野間口 徹
5分でこんなに贅沢なお芝居をいくつも見られる番組はなかなかないと思います。「死神」だけではなくて、他の話含め、とても贅沢な作りの作品なので、ぜひみなさんにご堪能いただければと思います。
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- 高村 章一
- 中川 大輔
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- 高村 雅美
- ひがし 由貴
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 佐藤 善木
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第三週
10月6日(木)24時29分~
放課後、生徒の五分市りさ(莉子)に、ガラケーから買い替えたスマホを嬉しそうに見せる国語教師の結島末吉(飯尾和樹(ずん))。しかし、結島は「”5分のドラマ”をどうやったら見られるのか、わからなくてさ」と、りさにスマホを差し出す。二人は、再び“ドラマ『5分後に意外な結末』”を見ることになり……。
彼女の織田千穂(武田玲奈)に「結婚しよう」とプロポーズをした、バンドマンの渋谷純平(野村周平)。正社員にならないか?というバイト先からの誘いを受けようと決めた純平だったが、千穂は「うれしくない」ときっぱり。純平が世界的ミュージシャンになれると本気で信じているといい、婚約指輪も「いらない」と話す。翌日。清掃の仕事をしながら、昨夜の出来事を思い返していた純平。「まさか、千穂は俺と結婚したくないのか?」と不安になり、バイトを早退して千穂と暮らすアパートへ帰ることにする。アパートの鍵を開け、奥の部屋への扉を開けようとしたそのとき。千穂が「来ないで!」と叫び……!?
キャスト
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- 渋谷 純平
- 野村 周平
お話を頂いたときは率直に「5分でドラマを作れるのか?」と思いました。
ストーリーを5分にまとめて、見やすいようにしているのはとても面白い取り組みだなと思います。
一話一話オムニバス形式になっているので、気を張らずに、いい意味でさくっと見ていただければ最高です。
最後に用意されているサプライズに期待して見て頂ければと思います。 -
- 織田 千穂
- 武田 玲奈
5分で展開がガラッと変わるのがとても面白い作品です。私たちが出演する「サプライズな贈り物」以外の作品も、とてもバラエティに富んでいて、他の作品を見るのも楽しみだと思っています。
「サプライズの贈り物」は、何もこう構えずに、ただ楽しんで見て頂ければと思います。
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 守屋 健太郎
人気俳優の鷲見善弘(前川泰之)が、閉ざされた異質な空間で目を覚ます。スマホも財布もなく焦る鷲見は、扉を叩くと、角にある黒いスピーカーから「おはようございマス。ヨクお休みになられてまシタね」と声が聞こえてくる。ドッキリか?と疑う鷲見だったが、スピーカーの声の主は否定し、「アナタの人生を賭けたゲームがしたいだけデス」と告げる。ルールは、鷲見が質問に答えるだけ。ただし、正直に答えないと命に関わるという。「アナタは、自分の成功のために、他人を陥れたことがありマスか?」という質問に、「あるわけないだろ」と答えた鷲見だったが、スピーカーは「ホントウに?」と確認。そんな中、鷲見は、演出家と打ち合わせをする主役の役者仲間を、嫉妬の眼差しで見る20年前の自分の姿がフラッシュバックし……!?
キャスト
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- 鷲見 善弘
- 前川 泰之
簡潔なストーリーの最後に、「あ、こうきたか!」というのが用意されていて、楽しみながら台本を読みました。設定がファンタジックなので、視聴者の皆さんに、できるだけリアルに感じて頂けるようにと演じました。 どこにどんな意外な結末がやってくるのかと期待を思いっきり膨らませながらご覧いただいて、最後にや ってくる「ここか!」という展開を皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 佐藤 善木
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第四週
10月13日(木)24時29分~
スマホが壊れて、落ち込んでいる国語教師の結島末吉(飯尾和樹(ずん))。生徒の五分市りさ(莉子)が、学校から支給されているタブレットで"ドラマ『5分後に意外な結末』"が見られるのでは?と提案する。二人は、学園ラブストーリーと太宰治原作のショートドラマを見ることになり……。
高校2年生の町田詩織(秋田汐梨)は、恋愛小説にハマっている。なかでも、「恋愛短編集・ハルとアキ」は特別お気に入りだ。ホームルーム中、クラスメイトの結城春馬(秋谷郁甫)は、こっそり映画を見ていた。後ろを振り向いた春馬と目が合った瞬間、詩織は自分が春馬のことを好きなのだと気づく。その後、春馬もオムニバス作品が好きであることを知り、共通点を見つけた詩織は、春馬に告白することを決心する。告白のメッセージを「恋愛短編集・ハルとアキ」に書いて、その本を春馬に貸す。「よかったら、感想とか聞かせてもらえたら」と伝えた詩織だったが、2週間たっても、春馬からは本も感想も返ってこず……!?
キャスト
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- 町田 詩織
- 秋田 汐梨
5分ほどのとても短い作品ではありますが、その短い物語の中にぎゅぎゅっと起承転結が詰まっていて、本当に一瞬も見逃せない作品になっています。
最後の結末は誰も想像できないものだと思いますので、楽しんで見ていただけると思います。
登場人物もみんないい子で、みんな悪気がなく、結果そうなってしまった!というのも、この作品の面白い部分だと思いますので、お楽しみいただけたら嬉しいです!
スタッフ
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- 脚本
- 富安 美尋
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- 演出
- 守屋 健太郎
昭和21年。作家の修治(古川雄輝)が、家族を連れて東京から故郷に転居して数日たったある日のこと。執筆作業をしていた修治の元に、小学校の同級生の平田(笠松将)がやってきた。「二十年ぶりか?」と言いながら、土のついた藁草履を脱ぎ、ズカズカと家の中に上がり込んでいく平田。そんな平田を見ながら、修治は「威張ることしか能がない」という言葉がよく似合う男だったことを思い出す。妻の美知子(阿部純子)は、“なに、あの人……”と修治を一瞥する。「お前に引っかかれた傷だ」と手の甲についた傷を見せた平田は、「お前は二十年来の親友に酒も出さないのか」と偉そうに話す。修治が高価なウイスキーを出してやると、平田はグビグビと飲み干し、「お前、東京に出ていたのが、自慢なんだろ?」と言ってきて、さらには修治の女房を呼び出し、お酌をさせようとすると……!?
キャスト
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- 修治
- 古川 雄輝
今回の役柄は心の声でのセリフがとても多く、演じる上で面白くなりそうだなと思いながら台本を読みました。心の声が多い分、相手のセリフをしっかり聞いてリアクションをとれるように意識して演じました。
個人的には笠松さんと前々から一緒にお芝居をしてみたいという気持ちがあったので、初共演が叶い楽しんでお芝居できました。それが作品にも出ていると思いますので、視聴者の皆さんにも楽しんで頂ければと思います。 -
- 平田
- 笠松 将
台本を読んだ時に最初は平田というキャラクターがかなり乱暴な人物という印象だったのですが、読み進めていくと実は惨めな人なのかなと思ったので、ちょっとずつ惨めさを入れながらお芝居をしました。
ナビゲーターのずんの飯尾さんが物語をどう繋いでくださるのか、といった点もとても楽しみです。 -
- 美智子
- 阿部 純子
スタッフ
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- 脚本
- 本田 隆朗
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- 演出
- 佐藤 善木
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