里山再生プロジェクトin 丹波 2020
~11月15日(日) 実施報告~

「里山再生プロジェクトin 丹波 2020」について

兵庫県丹波市は、日本海側に生息する動物や草木、また瀬戸内海側に生息する動物や草木の両方が共生する日本でも稀な地域です。そんな豊かな自然を保護するために、地元では2012年代から様々な森林の整備に取り組んでいます。
しかしながら、2014年8月に起こった豪雨による大規模な水害・土砂災害によって、 森林の木々は流され、川の流れも変わり、地形をも変えてしましました。 災害木の搬出はじめ、更なる森林整備が必要となっています。 この事態を受けて、「丹波の豊かな自然を保護し、災害に強い地域を作る事」を目的に、 24時間テレビの環境保護活動支援の一環として、2017年「里山再生プロジェクト in 丹波」を立ち上げました。
4回目の開催となる今年は、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から、広くボランティア募集することを控え、地元の各協力団体スタッフによって、間伐・除伐作業や植樹を実施いたしました。

【実施日時】2020年11月15日(日) 9:00~13:00
【実施場所】丹波市市島町近隣
【参加者】地元各協力団体ボランティア 18名
【主催】公益社団法人24 時間テレビチャリティー委員会、 読売テレビ
【協力】里山再生プロジェクト実行委員会
    *NPO法人いきいき前山
    *NPO法人森の都研究所
    *NPO法人 丹波グリーンパートナー
    *丹波市木の駅実行委員会

開会式
間伐・除伐作業

森林の整備で重要な間伐、この日の15mを超える檜の伐倒に緊張が走ります!

植樹

地元の山で採集した小さな「ウリハダカエデ」の苗木によって植樹を行いました

記念の集合写真

開会式から植樹まで、一日を通じて穏やかなお天気にも恵まれ、全ての予定を無事終了しました。



里山再生プロジェクトの活動を終えて

今年は、新型コロナウイルスの感染予防対策を最大限に考慮し、京阪神からの一般ボランティアの募集を控え、地元の各協力団体のボランティアスタッフ18名の参加によって、4回目の開催となりました。
事前の検温、アルコール除菌スプレーの設置、作業に支障がない限りマスクの着用、原則ソーシャルディスタンスを確保するなど、感染対策に徹底して臨んだ「里山再生プジェクト in 丹波 2020」は、朝から好天に恵まれ、秋の紅葉目映い豊かな自然の中で、「里山再生」に向けた間伐や除伐作業、植樹を無事に実施することが出来ました。

このプロジェクトの輪がますます広がることで、環境保護活動への理解を深め、防災意識の向上に努めるとともに、自然豊かな丹波の里山再生を通じた「自然災害に強い街づくり」に繋がることを願っています。

過去の活動記録