今回問題の教科書歴史は、月面着陸。アメリカは1961年、人類を月へ到達させようという「アポロ計画」をスタート。1969年7月20日、アームストロング船長たちの乗ったアポロ11号は月へ着陸した。
ところが着いた場所はハリウッド。何か陰謀の匂いがすると、真歴史反応を頼りに撮影スタジオへ。入り口は黒スーツにサングラスをした男たちで見張られていた。運搬車に紛れスタジオ内へ入り込むと…そこにあったのは月面のセット!? 今回の真歴史は『アメリカの月面着陸はヤラセだった』と判明。すると、トキオに気付いた映画監督のジューブリック。国家レベルの秘密を知られたからには…と、指を鳴らす。途端に黒スーツの男たちに囲まれるトキオとカレン。
その様子をスタジオの外から盗聴していたアクダーマ。月面着陸がヤラセと判り途方に暮れるが、それなら自分たちが月に行って撮影すればいいとビマージョ。
一方、大ピンチのトキオとカレン。ジューブリックが内ポケットから取り出したのは…なんとアルバイト募集のチラシ。そもそも、なぜヤラセ映像を撮ることになったのかというと、ニクソン大統領が7月20日に月面着陸すると無茶な発表をしてしまった為らしい。そうこう話していると、またニクソンの会見が始まる。とたんにヤバイと焦り出すジューブリック。案の定、ニクソンは月にパンダを連れていくと無茶ぶり。しかも30頭! 慌てて用意しようとするが、アメリカにパンダはいない。そこで白い犬にペンキを塗ってごまかすことに。アクダーマ側もつじつまを合わせる為、中国へパンダ捕獲に向かう。
その後も国旗だけではしょぼいと自由の女神を月に建てると言ったり、重力が6分の1なら人間大砲はめっちゃ飛ぶのではと言ったり、その都度振り回されるジューブリックとアクダーマ。なんとか無茶ぶりに応えるべく奔走していたが、遂にニクソンは謎の巨大宇宙昆虫が月にいると発表してしまう。
さすがに宇宙昆虫は用意出来ないと頭を抱えるジューブリック。そこへ乗り込んできたアクダーマ。こうなったらヤラセ撮影を邪魔するしかないと、自由の女神メカを作り出す。クワガッタンに乗り込み、対峙するトキオとカレン。しかし、自由の女神メカは自由な為、まったく動きが読めず大苦戦。そこで、助けを呼ぼうとカレン。選ばれたオケドリラーは、自由すぎて砂遊びを始めた自由の女神メカにカンチョーをする。更にメカブトンとスーパードッキングし、ボカンドリルへ。再度カンチョー攻撃をして、自由の女神メカを見事撃破する。
TVでは月面着陸の生放送開始。ところが、なぜか映し出されたジューブリック…アメリカは月へ行けなかったと暴露してしまう。更に、先ほどのメカ戦を目撃したことにより、フリーダム星人に侵略を受けていたと宣言。放送の途中ながら、黒スーツに追われ逃げていく。カレンは、ジューブリックの落としたダイナモンドを拾い上げ…。今回も、ボカンと真歴史見届けました!