第十四倉庫課へ出社したビマージョとスズッキー。すると、ツブヤッキーが隠れてこそこそ作業をしていた。怪しむ二人だったが、アクダーマから指令を受ける。
今回問題の教科書歴史は、ナスカの地上絵。南米ペルーのナスカ川の地面に描かれた巨大な絵のことで、紀元前から800年頃までのナスカ文化の時代に描かれたとされている。
さっそく、紀元前のペルーへやってきたアクダーマ。誰がナスカの地上絵を描いたのか、謎がわかるかもと興奮するツブヤッキー。そんな謎よりも、給料がまったく上がらないことの方が謎だとビマージョ。この給料でどうやって生きているのか、自分でも謎だとスズッキー。ところが、なぜか高そうな腕時計をしているツブヤッキー。本人は偽物だと言うが…謎は深まるばかり。
同じ頃、トキオとカレンもペルーへとやって来ていた。すると、さっそく青年と出会う。名前を訪ねると…ナスカと答える。ナスカの地上絵のナスカかと期待するが、バイザーに反応は無い。ところが、いきなり地面に絵を描き始めるナスカ。ある人に想いを伝える為、ナスカの地上絵を完成させたいらしい。そこへ現れたアクダーマ。地上絵は完成させないと、ツブヤッキーは自らをスキャンして画伯メカを作り出す。実はツブヤッキーは漫画家になる為に上京したという過去があり、さらに最近、賞を取ったらしい。腕時計はその賞品だった。ナスカの描いた絵を上から描き変えてしまうアクダーマ。毎回のお邪魔に、やっつけてあげるからねとトキオとカレン。ところが、ナスカは怒るどころかうますぎると感動していた。ぜひ弟子入りさせてほしいと、アクダーマのコックピットへ乗り込んでしまう。戸惑いつつも、ナスカが地上絵を描かないなら好都合だとそのまま連れ去るアクダーマ。さっそくナスカは、ツブヤッキーに絵を教わる。どうしてそこまで地上絵にこだわるのかとビマージョ。すると、ナスカは天に昇った相棒に見せたいからだと告白。すっかり相棒が亡くなってしまったと思い込んだアクダーマは、そんな大切な思い出があるなら、ナスカの描きたいものを描くべきだと応援することに。しかし、相変わらず描く絵はへたくそで…。
アクダーマが地上絵を描いていると思い込んでいるトキオ達は、辞めるよう迫る。するとツブヤッキーは地上絵を立体化させ、クワガッタンを攻撃。そのピンチに助けを呼ぶカレン、ルーレットで選ばれるカマキリッパー。その間に、一番あいつに伝えたい気持ちがこれだと「相棒元気か?」と手を挙げている絵を描くナスカ。すると、なんと真歴史反応が。今回の真歴史は『ナスカの地上絵はアクダーマとナスカが描いたものだった』と判明。無事地上絵を描くと、コックピットから脱出するナスカ。その隙にカマキリッパーとコスプレドッキング。武者王となり、回転切りで見事撃破する。
ナスカからダイナモンドを受け取るトキオとカレン。今回も、真歴史ボカンと見届けました!
『ナスカの地上絵』とは、南米ペルーのナスカ川の地面に描かれた巨大な絵。
紀元前後から800年頃までのナスカ文化の時代に描かれたとみられている。
ハチドリや花、サルなど様々な絵が描かれているが、いったい誰がなんのために描いたのかということは今も謎とされている。