今回問題の教科書歴史は、物理学者であり天文学者でもあったガリレオ・ガリレイ。地球が太陽の周りを動いているという地動説を主張した人物で、それでも地球は回っているという名言が有名。
1589年のイタリア・ピサへやってきたトキオとカレン。するとピサの斜塔を斜めに押している人々を発見。なんでも放っておくと垂直に戻ってしまう為、バイトを雇って定期的に押しているらしい。主任がバイト代を渡そうとすると、音楽と共に体を左右に揺らすガリレオ・ガリレイが現れる。時給を上げろとラップをするガリレオ。今回の真歴史は「ガリレオ・ガリレイはラッパーだった」と判明。韻を踏んでラップを続けるガリレオに、いつもそんなしゃべり方なのかとカレン。ところがバイト仲間のマリナが現れた途端、普通に話し出すガリレオ。照れているのが丸分り。マリナは、ガリレオがラップチームを抜けたのは本当かと質問をする。そこへ現れる、頭に包帯を巻いたシンプリチオ。ガリレオが掟を破り、自分に暴力を振るったと訴える。その為、ガリレオはチームを追われたらしい。この街に居場所はない、チームは無くなったのだからと詰め寄るシンプリチオ。ところが、トキオやカレン達を仲間に新しいチームを作ると宣言するガリレオ。フリースタイル口ゲンカで勝負することに。丁度こちらにも新メンバーが入ったとシンプリチオ。現れたのは…アクダーマの3人。
ルールは簡単。ビートに乗せ、相手を交互に罵り合う。黙ってしまったり、泣いてしまったら負け。勝者が多いチームの勝ちとなる。1回戦はトキオ対ツブヤッキー。2回戦はカレン対ビマージョ。3回戦はペラリーノ・ピコボー対スズッキーと、一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。そして、ラストはガリレオ対シンプリチオ。そこで元チームメイトから、ガリレオが暴力を振るったのはマリナをディスられたからだと告げられる。秘密を知られたからには生きて返さないとシンプリチオ。再びガリレオを切れさせる為、マリナのことをディスり始める。たまらず殴ろうとするガリレオだったが…間に割って入ったのはマリナ。マイクを持つと、なんとラップでシンプリチオをディスり始める。遂には泣き出してしまうシンプリチオ。
こうなったらメカ戦だと、地球をスキャンして地球メカを作り出すツブヤッキー。メカブトンは体当たりをするが、くるんと体を回転させ受け流す地球メカ。助けを呼ぼうとカレン。ルーレットで選ばれたイモムシータンクは、キャノンから糸を放出し地球メカの動きを止める。更にスーパードッキング『ボカンレーサー』へ。地球メカの上に乗るとタイヤをフル回転させ、皮むきの様にみるみる削って見事撃破。
すっかり良い雰囲気のガリレオとマリナ。ガリレオはマリナに告白してカップルに。主任は二人にサプライズだとバイトの時給アップ。それでも時給は上がっていると、名言を残したガリレオ。今回も真歴史、ボカンと見届けました!
ガリレオ・ガリレイは物理学者であり、天文学者、哲学者でもあった人物。
それまで、地球を中心に太陽や他の星が回っているという『天動説』が信じられてきたが、自ら天体望遠鏡を作り観測を行ったことで、地球が太陽の周りを動いている『地動説』が正しいという事を主張した人物。
その主張は彼が生きている間は否定され続けたが、約350年後の1992年にローマ教皇庁が誤りであることを認め、名誉を回復した。