カレンと約束し2016年の渋谷駅近く、ハチ公像前で待っていたトキオ。ところがすぐにJKKの指令室へ呼び出されてしまう。何やら、一度渋谷で待ち合わせをしたのは意味があるらしい。

  1933年、昭和8年の渋谷駅にやって来たトキオとカレン。さっそく駅前で誰かを待っている犬を発見。真歴史反応があり、カレンはきっとあの犬がハチ公だと駆け寄る。じゃあもしかして…と気づくトキオ。今回の真歴史は渋谷のハチ公について！　ハチ公は飼い主が亡くなった後も、帰ってくると信じて9年もの間渋谷駅の前で待ち続けた…というのが教科書の歴史。でも真歴史は違うはず！さっそく真相を突き止めようと犬に近づくが…すぐに待ち人、ならぬ待ち犬に出会ってしまった！？　その後も駅前で誰かを待つ犬が現れては、すぐに出会うの繰り返し。肝心のハチ公がいないと探していると、虫取り網を持った小学生が通りかかる。昔の渋谷では色んな虫が取れたということをヒントによく見ると、待ち犬のどの鼻にも、同じスズメバチが止まっていた事に気付くトキオ。今回の真歴史は『渋谷のハチ公は蜂だった』と判明。

  名前を呼ばれ、トキオとカレン目がけて飛んでくるハチ公。慌てて逃げ出す二人だったが、当時はまだコンクリートで蓋をされていない渋谷川に落ちてしまう。たき火にあたり服を乾かしながら、ハチ公が蜂だったのでは恐いし会話も出来ないと悩む。すると、針を使って地面に『母』と文字を書くハチ公。どうやら、9年もの間母親を待ち続けていたらしい。事情が分かるとすっかり打ち解け、必ず母親を見つけ出すと意気込むトキオとカレン。

  その様子を影から見ていたアクダーマ。ビマージョは待ち人が来ない辛さに最初こそは涙していたが…自分にも似た過去があった事を思い出し、逆ギレしてお邪魔することを決意。

  トキオ達はピコボーのスキャンでハチ公の記憶を読み取り、レンゲにヒントがあることを発見。河原で見つけ喜んでいると、さっそく現れるアクダーマ。当時流行のファッションに身を包む『モガ』の持つ香水をスキャンし、香水メカを作り出すツブヤッキー。メカ戦だと挑むが、香水メカの出す匂いに逃げ出すメカブトン。そこで、鼻をつまみながら助けを呼ぶカレン。選ばれたアリボマーは、粘着液を出し香水メカの噴射口を塞ぐ。更にコスプレドッキングして『サラリーマン王』へ。攻撃しようとパソコンを操作するが…昭和初期ではネットが繋がらず失敗。更にビマージョのフェロモン攻撃にメロメロになり、寝転んで仕事放棄するサラリーマン王。ダメさ加減に焦るトキオだったが、匂いに誘われ飛んできた大量のスズメバチに襲われる香水メカ。そのチャンスに特別手当を出すとサラリーマン王のやる気を出させ、必殺技『名刺フラッシュ』で見事香水メカを撃退する。

  駅前に大量のレンゲを植えた鉢を置いたトキオとカレン。無事、ハチ公は母親と再会することが出来た。今回も、真歴史ボカンと見届けました！