STORY - ストーリー

ライト兄弟はひとりっ子だった!

10月8日(土)夕方5:30~

※一部地域を除く

あらすじ

ライト

 今回の任務は、自転車屋を続けながら『ライトフライヤー号』で有人動力飛行に世界で初めて成功したライト兄弟について。しかし、それは教科書の歴史。過去に行けばもっと面白い真歴史が待っているはず! さっそくトキオ達は、メカブトンに乗り込み過去へ。

 タイムトンネルを抜けた先は、1903年のアメリカ・ノースカロライナ州。バイザーの反応を頼りに進むと、工房で自転車をいじっているライトに出会う。しかし、作っていたのは『ライト』部分だけ。なんと歴史上のライトは、自転車も、ましてや飛行機も作っていなかった。そういえば弟さんはと尋ねるトキオ。ライトが指さした隣の部屋には、背を向け自転車に乗っているオーヴィルの姿。しかし、声をかけても反応がない。不思議に思ったカレンがオーヴィルの肩に手を置くと、ガクンと首が奇妙な方向に曲がった!? 思わず悲鳴を上げるカレン。デローンと仰け反ったオーヴィルは…なんと人形だった。実は、弟なんていないと告白をするライト。今回の真歴史は『ライト兄弟は一人っ子だった』であることが判明。

 工房の外から盗み見ていた『アクダーマ』のビマージョ・ツブヤッキー・スズッキー。ツブヤッキーは何やらひらめいた様子。夜も更け小さな灯りの中、尚も真剣に作業を続けるライト。そんなライトにお疲れ様と労わる声、ところが辺りには人形のオーヴィルのみ。気のせいかと思っていると…突然むくっと起き上がるオーヴィル。更にくねくねと不気味な動きで近づいてくる。実はツブヤッキーがこっそりとメカを仕込み、リモコンで操作していたのだ。仕事中のライトを強引に夜の街へと連れ出したオーヴィル。こうして、二人の夜遊びは幕を開けた。それからライトは仕事もせず、夜な夜なオーヴィルと飲み歩くようになる。こうして兄弟の絆を深めていったライト…と思いきや、すっかり騙され崖の上の飛行機に縛り付けられてしまう。アクダーマは真歴史を潰して教科書通りにする為、無理やりライトを飛行機で飛ばそうとしていたのだ。

 そこへ、やっぱりお前たちの仕業かと駆けつけるトキオとカレン。こうなったらメカ戦よと、ツブヤッキーは飛行機をスキャンしてドローンメカを作り出す。空を浮遊するドローンメカは、次々と巨大ピザを落として攻撃。カレンは、トキオと力を合わせようとボカンブレスを操作。なんと、今回のメカブトンはロボに変形することが出来るのだ! 巨大ピザをキャッチして、いただきまーすと食べてしまうメカブトン。それなら今度はトッピングよと大量のチーズを落とすツブヤッキー。身動きが取れなくなったピンチに、助けを呼ぼうとカレン。ピコボーのルーレットで選ばれたカットンボは羽根で攻撃、更にメカブトンとコスプレドッキング。『野球王』へと変形すると、次々と球を打ち込みアクダーマを撃破したのだった。

 無事、ライトからダイナモンドを受け取ったトキオとカレン。今回も、真歴史ボカンと見届けました!

教科書ではこうなっている?!

教科書

ライト兄弟は、世界で初めて動力飛行機で空を飛んだ兄弟。兄はウィルバー、弟はオーヴィル。
ふたりは自転車屋を営みながら研究を続け、自分たちで作ったエンジンを載せた飛行機『ライトフライヤー号』で、1903年に有人動力飛行に世界で初めて成功した。