各話のあらすじ

この話の、失恋保険加入者

香月優希
(森 カンナ)
ルークの妹。所属するスタントチームのリーダーである修吾に思いを寄せる。
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第七話 「宿命~血が引き裂く恋」
5月19日木曜 夜11:58 放送

失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる… 今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのはルークの妹、香月優希(森カンナ)。 トラコ(古田新太)とマル(福田沙紀)はその話から優希がルークの妹だと気付く。 彼女が告白したいのは所属するスタントチームのリーダー、森修吾(原田龍二)。 修吾はアメリカでスタントマンとして活動するため、2週間後には渡米してしまうという。 ルーク(城田優)は、加入者が身内であるがゆえ冷静な判断が鈍ることを理由に手を引くと、マルたちに伝える。 反対するトラコに、自分なしでも「マルがいる」と告げ、地下室をあとにした。

 ルークが大学の研究室に戻ると、優希が待っていた。修吾の後を追うつもりの優希はアメリカ行きの意思をルークに打ち明ける。ルークは自分もアメリカへ一緒に行く考えを伝えるが、ルーク自身の人生を犠牲にして欲しくない優希は困惑する。 その頃、修吾は携帯電話で仕事の話を受けていた。修吾の日本での最後の仕事は危険な階段落ちのスタントだった。その時、急に水が修吾にかかる。驚いた修吾が顔を向けると、そこにはBARクローバー前にバーテン姿で打ち水をするマルが。ルークの期待に応えようと意気込むマルは、修吾にわざと水をかけ店内に引き入れる事に成功する。

 マルは修吾の手相を診て、仕事の拠点を海外に移そうとしている事を言い当て、手相が当たると信じ込ませる。そして、マルは死相が出ていると脅した後、好意を寄せてくれている女性を連れて行けばトラブルを回避できると助言。その女性は身近にいると付け加える。 翌朝、階段に立つ修吾が急に脱力し、階段を転がり落ちていく所に優希が遭遇する。今度のスタントで、途中体をひねってコースを変える難易度の高い段取り確認練習だった。しかし落下コースの変更に失敗する修吾。優希は修吾に駆け寄り、無事を確認してフイに安堵の涙を流す。修吾は優希の涙に戸惑いつつも身近な女性というマルの言葉が脳裏を過ぎる。 マルはルークに、なぜ妹が好きな人とアメリカへ行くことを喜べないのか、と尋ねる。「幸せでも、死んでしまえば何の意味もない」とルークは冷たく突き放す。

 マルと別れたルークを大学で待っていたのは優希だった。自立して1人で生きていきたいと、優希は自分の意志をルークに伝える。二人は、2千万人に1人の血液型をもつ兄と妹で、離れ離れに生きることができない宿命を背負っていた。にも関わらず、優希は兄とは別の場所で修吾と生きて行きたいという意思をルークに告げる。もちろん兄が失恋保険調査員であることは知らずに。優希が生きていると実感できるようになったのはスタントを始めてからだった。優希は両親が死んだ時、万が一の時に備えて帰国してくれた兄に感謝しつつも、私のために自分の人生を犠牲にしないで欲しいと訴える。するとルークは、スタントで絶対にケガをしないと証明することが条件だと要求した。2人のやりとりをマルが聞く中、この言葉が優希を無謀な行動に駆り立てていく。 その夜、優希がスタントチームの事務所に1人で残っていると、階段落ちの撮影が明日に変更になった事を知らせるFAXが受信される。このFAXの存在を知っているのは優希だけ…その瞬間FAXをシュレッダーにかけてしまう優希。窓の外から様子を窺っていたマルは優希の考えを察して止めに入るが… 翌朝現場の階段に立っていたのは優希だった。マルは事務所に閉じ込められたまま。思わず声を上げる。マルは事務所に閉じ込められたままだった…本番に間に合わない修吾。その後、大学にいるルークの携帯電話が鳴り響いた。告白の指定もしないまま病院に駆けつけたルークの心の闇が炙り出されていく…

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