なぜ漢字には
「音読みと訓読み」二種類の読み方があるのか
日本にまだ文字が無かった大昔、日本人はモノの名前などをすべて丸暗記して覚えていました。
しかし覚えるには限界があるため、中国の漢字を習いました。
そして、元々日本での呼び方と、中国での発音の二つの読み方ができました。
共通語の成り立ち
『です』『ます』元々、江戸の芸者さんが使っていた言葉が全国的に広まったものです。
明治時代のはじめに地方からやって来た武士が、
江戸(現在の東京)の言葉と勘違いして全国に広がりました。
『そうざます』『いいざます』
上品な印象の言葉遣い『ざます』も元々、花魁の言葉でした。
美人で頭もいい花魁は身請け先もセレブだった為、
『ざます』はセレブの間で広まったのです。
『であります』
「その通りであります!」など、軍人が使うお堅いイメージがありますが、元々は山口県の方言でした。