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- 検挙率100%の両国署刑事課巡査部長。実は米子は『惚れた男は必ず罪を犯している』という特殊能力の持ち主。「米子レーダー」と名付けられるこの能力で、素晴らしい成績を上げる一方、米子本人は自分の体質を呪っていた。 犯罪を犯していない、善人の男を探すため婚活をすることを決意する・・・!
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- 警視庁捜査一課から左遷されてきた。冷静沈着で論理的に捜査を進め、米子同様犯罪を敵視していて責任感も強い。米子たち両国署の面々を見下していて、ことあるごとに衝突する。結婚はビジネスの一環と考え、恋愛というものが理解できない。
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- 両国署刑事課の課長補佐。警部補。たたき上げのベテラン刑事。「米子レーダー」を最初に見いだした人物であり、時に米子のデートを尾行して犯人を逮捕するなど徹底的に利用する。
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- 両国署交通課のアイドル。巡査。米子の婚活における師匠的存在。ほっておいても結婚のチャンスは大いにあるが、結婚と恋愛は別と考えている。優良物件に出会うために米子と婚活をするが、全て自分のため。
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- 両国署刑事課の一番下。巡査。米子のことが好き。小心者だが、正義を愛し悪を憎む熱血漢。イケメンだが、米子的には生理的にだめらしく、眼中にない。結婚とは、恋愛の延長線上にあるものと思っているので、米子の婚活を理解できない。
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- 米子の飲み友達。取引先の社長と不倫中。相手に妻がいても恋愛は自由、などと嘘ぶいている。が、心の底では奥さんと別れるという彼の言葉を信じていて、もうじき彼との結婚が実現すると固く思っている。それ故、婚活をしている米子に対して、どこか上から目線である。
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- 米子の飲み友達。高校生の時から付き合っている彼氏と同棲中だが、売れないピン芸人のため玲子が養っている。結婚とは単なる紙切れ上の制度でしかないので興味がないと公言しているが、実際は付き合いが長くきっかけを失っただけで、彼が売れたら結婚できると漠然と思っている。
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- 両国署刑事課課長。警部。1児の母。いろいろな案件を抱えているため現場にはほとんど出ない。米子にとっては数少ない女性の先輩。しかも家庭もうまくいっている上司として、米子は彼女を尊敬している。
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- 警視庁警務部参事官。警視正。入庁以来警務畑一筋で、NO.3にまで登り詰めた。警視庁の人事を握っていて、また警察内部の監察にも力を入れており、その手腕には定評がある。性格は温厚で仕事ぶりは実直。部下思いで人望もある。捜査ミスを犯した藤岡を左遷という名目で両国署に送り込む。