- 第4話
- 10月24日(木) 23:59~放送
「わたし、小津先生のことを意識してしまっています」7歳年下の小津晃太郎(三浦貴大)に、ついに自分の気持ちを伝えた32歳の原多香子(優香)。
しかしすでに晃太郎には婚約者が…。戸惑う晃太郎を前に多香子は、「幸せな人に優しくされると、見せつけられている気分になります。もうやめてください、惨めなんで」と告げ、彼への思いを封じることを決める。ひとつときめきを葬るたびに、心が年老いていくように感じる多香子だった。
実家では、相変わらず母は結婚に口うるさい。「待っていればもっと素敵な人が現れると思って、タイミングを逃してるんじゃないの?」反論できない多香子。いい歳をして夢見ているとわかっていても、「絶対にこの人だ」と思える人がきっといると信じたい。でも、もう何年も待つような気力は多香子には残っていなかった。
季節はすでに秋。夏服が冬服になり、高校生の季節は確実に入れ替わる。しかし多香子には、月日が過ぎることは成長をしていることを意味するのか、それとも単に年老いていくだけなのかわからない。心に隙間ができたとき、つい黒沢(中村俊介)と不倫していた頃の、幸せだった時間を思い出してしまう多香子。相変わらずマメで優しい黒沢に流されそうになるが、「負けちゃダメだ」と自分に言い聞かせるのだった。
ユウコ(市川実和子)・秀美(山田真歩)と集まるいつもの女子会は、今日は秀美の誕生会。今年で35歳になった秀美は、「私の母親、私の年には3児の母だったんだよ!?いちばん上のお兄ちゃんなんてもう13歳!」と嘆く。時代が違う!と口々に言いながらも、ユウコも多香子もその現実に大ショック。35ともなると、友達からの誕生日プレゼントも美容グッズより、肩こりに効く低周波治療器のほうがありがたいお年頃で…。数年後、自分もああ感じるのかな、と思う多香子。2年後の自分は想像できる。5年後の自分も…なんとか想像できる。でも、10年後の自分は怖くて想像できない――
一方の男子会。男性が年を取るということは、女性とは別の意味で気が重い。子どもの資金に35年の住宅ローン、それが終わる頃には自分達の老後資金…すでに子持ちの今村(柳下大)はもちろん、晃太郎も、それから独身の江川(新井浩文)も思わずため息をついてしまう。 10年後、自分はどうなってると思う?という話題に、江川は、「結婚は、たぶんない」と言い切る。一方の晃太郎は婚約者・カオリのと結婚生活を思い浮かべるが、なぜかそれをあまり想像することができなくて――
女子会の帰り道。ユウコと別れ、多香子と秀美で夜の街を歩いていると、生徒であり、晃太郎の妹でもある市川琴美(優希美青)が大学生の男と親しげに歩いているをの見かける。多香子と秀美が声をかけると、「塾の帰りですよ。兄と一緒ですから、大丈夫です」と言い、琴美はその男と去っていく。「市川さんって、お兄さんなんかいたんだ」と秀美。しかし隣の大学生が兄ではないことは、多香子が良く知っている。不審げにふたりの背中を見送る多香子だった。
すると翌日、琴美が学校を休んだ。生徒が「サボリだね、あれは」と言っているのを聞き、多香子は教師の直観で危険を察知する。晃太郎に尋ねると、今日琴美が休んでいることは晃太郎も知らなかったようだった。昨夜、一緒にいた大学生のことが気になる多香子。「夜、遅い時間でしたから…ただの知り合いというより、もう少し親しいかもしれません」。
それは琴美の家庭教師だと、すぐに思い当たる晃太郎。晃太郎と一緒にあちこち琴美を探し回りながら、どうしても彼を意識してしまう自分を再確認する多香子だった。 男の家をつきとめ急いで向かうと、やはり琴美は7歳年上の家庭教師といた。年相応の恋愛をしろと諌める晃太郎に、琴美は「タカコサマだって」と反論する。晃太郎は7歳年下、黒沢は10歳年上。多香子を快く思っていない琴美に「30歳を越えてるのに気持ち悪い」そう恋心を非難されて、多香子は…!?
しかしすでに晃太郎には婚約者が…。戸惑う晃太郎を前に多香子は、「幸せな人に優しくされると、見せつけられている気分になります。もうやめてください、惨めなんで」と告げ、彼への思いを封じることを決める。ひとつときめきを葬るたびに、心が年老いていくように感じる多香子だった。
実家では、相変わらず母は結婚に口うるさい。「待っていればもっと素敵な人が現れると思って、タイミングを逃してるんじゃないの?」反論できない多香子。いい歳をして夢見ているとわかっていても、「絶対にこの人だ」と思える人がきっといると信じたい。でも、もう何年も待つような気力は多香子には残っていなかった。
季節はすでに秋。夏服が冬服になり、高校生の季節は確実に入れ替わる。しかし多香子には、月日が過ぎることは成長をしていることを意味するのか、それとも単に年老いていくだけなのかわからない。心に隙間ができたとき、つい黒沢(中村俊介)と不倫していた頃の、幸せだった時間を思い出してしまう多香子。相変わらずマメで優しい黒沢に流されそうになるが、「負けちゃダメだ」と自分に言い聞かせるのだった。
ユウコ(市川実和子)・秀美(山田真歩)と集まるいつもの女子会は、今日は秀美の誕生会。今年で35歳になった秀美は、「私の母親、私の年には3児の母だったんだよ!?いちばん上のお兄ちゃんなんてもう13歳!」と嘆く。時代が違う!と口々に言いながらも、ユウコも多香子もその現実に大ショック。35ともなると、友達からの誕生日プレゼントも美容グッズより、肩こりに効く低周波治療器のほうがありがたいお年頃で…。数年後、自分もああ感じるのかな、と思う多香子。2年後の自分は想像できる。5年後の自分も…なんとか想像できる。でも、10年後の自分は怖くて想像できない――
一方の男子会。男性が年を取るということは、女性とは別の意味で気が重い。子どもの資金に35年の住宅ローン、それが終わる頃には自分達の老後資金…すでに子持ちの今村(柳下大)はもちろん、晃太郎も、それから独身の江川(新井浩文)も思わずため息をついてしまう。 10年後、自分はどうなってると思う?という話題に、江川は、「結婚は、たぶんない」と言い切る。一方の晃太郎は婚約者・カオリのと結婚生活を思い浮かべるが、なぜかそれをあまり想像することができなくて――
女子会の帰り道。ユウコと別れ、多香子と秀美で夜の街を歩いていると、生徒であり、晃太郎の妹でもある市川琴美(優希美青)が大学生の男と親しげに歩いているをの見かける。多香子と秀美が声をかけると、「塾の帰りですよ。兄と一緒ですから、大丈夫です」と言い、琴美はその男と去っていく。「市川さんって、お兄さんなんかいたんだ」と秀美。しかし隣の大学生が兄ではないことは、多香子が良く知っている。不審げにふたりの背中を見送る多香子だった。
すると翌日、琴美が学校を休んだ。生徒が「サボリだね、あれは」と言っているのを聞き、多香子は教師の直観で危険を察知する。晃太郎に尋ねると、今日琴美が休んでいることは晃太郎も知らなかったようだった。昨夜、一緒にいた大学生のことが気になる多香子。「夜、遅い時間でしたから…ただの知り合いというより、もう少し親しいかもしれません」。
それは琴美の家庭教師だと、すぐに思い当たる晃太郎。晃太郎と一緒にあちこち琴美を探し回りながら、どうしても彼を意識してしまう自分を再確認する多香子だった。 男の家をつきとめ急いで向かうと、やはり琴美は7歳年上の家庭教師といた。年相応の恋愛をしろと諌める晃太郎に、琴美は「タカコサマだって」と反論する。晃太郎は7歳年下、黒沢は10歳年上。多香子を快く思っていない琴美に「30歳を越えてるのに気持ち悪い」そう恋心を非難されて、多香子は…!?