(追記2)
7月18日の朝日新聞朝刊、前日に発表された直木賞受賞者、村山由佳さん(39)を「ひと」というコラムで紹介していましたが、その見出しに、
「妻『とれちゃったよ』相方『マジかよ』」
とありました。村山さんは、ご主人のことをきっと「相方」と呼んでいるのでしょう。(朝日新聞が勝手にそう呼んだのかな?)
2003/7/18
(追記3)
NHKの21時台に、今放送している深田恭子と中村俊介が主演しているドラマのタイトルが、
「農家のヨメになりたい」
です。宮本信子がお姑さん役で、これも、なかなかいい味出しています。その
「ヨメになりたい」と言っている発言者は、深田恭子が演じている主人公の女の子と見ていいでしょうから、この場合は「ヨメ」で良いんじゃないかな。
2004/6/8
(追記4)
NHK「ことばおじさんの気になることば」で梅津正樹アナウンサーが、「配偶者の呼び方」について書いています。「主人」という呼び方が、男女平等の時代にあまりそぐわないのではないと、昭和30年に開かれた「日本母親大会」でも「主人と言わず、夫と言おう」と掲げられて、昔から論議されていたとのこと。
日本語教育新聞に
「第三者に自分の配偶者のことを何と言うか」というH17年に調査したものが載っていて、それによると
目上の人に言う場合、既婚女性は自分の配偶者のことを、
1.主人(68%)、2.夫(16%)、3. 旦那(6%)
と言い、逆に目下の人に対しては、
1.旦那(29%)、2.主人(21%)、3. お父さん(15%)
と言うと結果が出たそうです。
一方、
既婚男性が希望する呼び方は、目上に対しても目下に対しても
「主人」と言って欲しいという結果でした。
女性の呼称の場合はと言うと、
目上に対しては、
1、家内(35%)、2.妻(23%)、3.女房(12%)、4、嫁(11%)
で、この結果の1、2は女性が希望する呼び方と同じでしたが、3、4を希望する女性はわずか4%と、男性の考えとは違っていました。さらに、目下に対しては、使用する呼称と希望する呼称が全く合っていなかったと。そして
女性の希望する呼称で一番多かったのは「名前」だったとのこと。
この調査は、どの地域でどの年代の何人に行なわれたかを、ことばおじさんは書いていないので、これで全ての傾向を言い当てているとは思えません。なんだか後半が、もう一つよくわからない文章でした・・・。
2006/3/24