- 第18話
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華麗なる逆転 2nd Trial2月23日(土)夕方5:30~
成歩堂龍一、真宵、春美は修行場の葉桜院を訪れ、住職の葉桜院毘忌尼、尼僧の葉桜院あやめと出会う。あやめは刑務所にいる美柳ちなみと瓜二つだった。葉桜院には取材中の絵本作家の天流斎エリス、弟子の天流斎マシスと名乗る矢張政志も来ていた。夜、エリスが何者かに殺害され、成歩堂は吊り橋の先にある奥の院で修行中の真宵の身を案じる。犯人がそっちに向かった可能性もあるのだ。
成歩堂は落雷で燃えている吊り橋を渡ろうとするが、途中で崖下の川へと落下する。翌朝、病院に搬送された成歩堂の病室に友人でもある天才検事の御剣怜侍が現れる。エリス殺害の容疑者として逮捕されたのはあやめだった。絶対安静の成歩堂はあやめを弁護してほしいと御剣に頼む。成歩堂はあやめが犯人ではないと信じたいのだ。弁護を引き受けた御剣は留置場にいるあやめを訪ねる。あやめは午後10時に消灯の鐘を鳴らした後、自室で瞑想していたと証言し、エリスを殺害していないと断言する。
この後、御剣は葉桜院を訪れ、捜査中の糸鋸刑事と会う。糸鋸は担当検事のゴドーが姿を現さないと怒っていた。御剣は目撃者の毘忌尼から話を聞く。昨夜、修行する真宵に付き添う事になっていたあやめ。毘忌尼は風呂上りに境内でグッタリしたエリスを目撃した証言する。後ろから刀を刺したのはあやめだったという。糸鋸は行方不明の春美の捜索を手配後、現場の境内に御剣を案内する。
エリスの死亡推定時刻は昨夜10時から11時の間で、死因は背中から刺された凶器による出血死。エリスの全身には死後についた打ち身のような跡が残っていた。糸鋸は凶器にあやめの指紋が付着していた事を御剣に報告する。続いて、御剣がおぼろ橋のたもとにやってくると、矢張がボロ小屋の極楽庵から現れる。矢張は落雷の瞬間や成歩堂が落下した状況を御剣に伝えるが、何かを隠している様子だった。
翌日、あやめの裁判が開廷する。そこには行方不明のゴドーの代わりに検事として狩魔冥が現れた。冥は証人として目撃者の毘忌尼を法廷に召喚する。毘忌尼は事件の夜、奥の院で修験者、真宵の修行を手伝っていたが、腰が悪いため、あやめに代わってもらって本堂に戻ったと証言。あやめは頭巾を被っていたため、御剣は目撃したのは別人の可能性もあると主張する。この後、毘忌尼は決定的な目撃証言をして御剣は絶体絶命のピンチに追い込まれるが…。