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タカラトミー
- 2008.07.15
「ヤッターマン」と「名探偵コナン」は21日の放送を1週お休みしてしまうけど、放送が再開される次週28日はパブリシティも含めてアッと驚くいろんな仕掛けを両作品とも用意して、皆さんにお届けします。猛暑にふさわしい(?)面白ビックリ作品を作っているので、夏休みに入っちゃう人もそうでない人も28日まで首を長くしてお待ち下さいませ。
で、今回はまず夏のイベント情報を一足先にお伝えします。関西地区の人はTVや新聞広告などでご存知だと思うけど、毎年恒例の読売テレビのお祭りイベント「わくわく宝島2008」(8月23日〜31日)が読売テレビ本社のある大阪市中央区の大阪ビジネスパークで開催されます。これは読売テレビが誇る人気番組のパビリオンやショーなどがいろいろ楽しめるビッグイベント。特にアニメーションは特別な円形会場で「ヤッターマン」と「名探偵コナン」を中心に関連アイテムが特別展示されるんだ。参加型ゲームやいろいろなイベントを用意してるし、「ヤッターマン」はスペシャルステージや3Dムービーアトラクションの上映を予定しているから、ご来場可能な方はぜひ楽しみにして下さい。
さらに、この夏はコナンチームが音楽で大きな花火を打ち上げます。今年、読売テレビは開局50年を記念し、ライブイベント「スゴ夏!」を8月26日から4日間に渡って大阪城ホールで開催する予定です。今のところ、このイベントのラストを飾るのが30日に行われる「名探偵コナン夏祭り!〜夢の初ライブ〜」。正真正銘「名探偵コナン」放送13年目にして初めて!のライブイベントでね。ああ、10周年を祝おうと言ってた頃から約5年、ようやく念願がかなうぞ!という感じで感慨深いものがあります。でもそんな気持ちはライブが成功してから味わうもの。今回はコナンのオープニング曲やエンディング曲を歌ってくれた倉木麻衣さん、愛内里菜さん(ゲスト:三枝夕夏さん)、上木彩矢さんら、ものすごい著名&実力派のアーチストが参加してくれることになりました。さらに先日一周忌のメモリアルライブでもさわやかな感動を与えてくれた、コナンの音楽と深い繋がりのあるZARDの今回限りとなるフィルム&ライブコンサートも予定されてたり、コナン音楽のあれもこれも楽しめちゃう本当に特別な“夢のライブ”イベントになってます。全国のファンの方々には申し訳ないのですが、この大阪のみ1日限りのコナンのお祭りなので、ご来場可能な方はスケジュールを合わせていただき、チケットをゲットして、ぜひぜひ大阪城ホールに応援に来て欲しいなあ。イベントの詳しい内容を知りたいという人はYTVスゴ夏HPをチェックして下さい http://www.ytv.co.jp/sugonatsu/。
そうそう、今発売中の「名探偵コナン&金田一少年の事件簿」第7号でもTVアニメ版と映画「名探偵コナン」の主題歌を特集していてね。スワッチも青山剛昌先生ともども、どの主題歌が一番好きかとか、コナン音楽関係について思い出やお話をさせてもらってます。このライブ情報もあるので、興味のある人はぜひ手にとって見てやって下さい。
「ヤッターマン」は放送も好調に進行しているけれど、スポンサーのタカラトミーを始めとする各種メーカーさんから、いろんなキャラクターグッズやオモチャ類が発売され、好調な売れ行きで推移しているようです。そんなグッズの打ち合わせや報告のため、スワッチは初めて東京の京成線・立石駅近くにあるタカラトミー社に行ってきました。ここ数年いろいろとお世話になってる友人のタカラトミー執行役員・沢田さんたちが出迎えてくれて、近所の下町が見渡せる会議室に案内され、新しいヤッターペリカンの試作品を見せてもらいました。ヤッターペリカンの上にヤッターワンが乗っているオープニングの一シーンもちゃーんと再現されて、思わずうなるくらいに見事なカッコ良さ。
その後で創業85年のトミーと創業50年のタカラのすんごいオモチャのアーカイブも見せてもらいました。タカラさんと同じ歴史を持つ身としても懐かしさはひとしおで、こーゆーオモチャの歴史は人類文化の歴史なんだな、ってマジ再確認。23年前に「11PM」という番組で“大学教授とリカちゃん人形”をテーマに番組を作ったことも思い出されてしまいました。実はこれ、ちょっと赤面な記憶となってる番組ナンデス…。
打ち合わせ後は沢田さん、大迫さん、森岡さんの案内で永井Pと5人で、タカラトミーの地元、下町感覚満点な味わい深い商店街が軒を連ねる立石の町を歩きます。
「ヤッターマン」デジタル企画担当で、この町にやたら強い森岡さんに案内され、踏み切りに近いUというもつ焼き店でしばらく並んだ後、入店してディープな食事。向かいの席の初対面の常連さんに指導を受けたり怒られたりしながら、格安なメニューなのに初めてのおいしさを堪能。他では味わえないナマレバなどナマもつは絶品、蜂ブドウ酒は少しつらい…、ダイコンの浅漬けがなんとか自己を保つのに有効だったかな。2軒目のTという鳥肉店ではすごく有名らしい一羽丸ごと唐揚げにした料理が時間はかかったけど美味でした。明るい時間から超満員なこれらの店は本当に身内な感覚の小さなお店で、いったん席に着くと強烈に身動きがとれないくらいのスペースで、手と口だけを懸命に動かす感じ。でも味も雰囲気も昭和そのもので、昔は確かにこういうお店があったなあと懐かしさがいっぱい。この町で長年玩具に取り組んでこられた理由とエネルギーが少しわかった気がします。タカラトミーの皆さま、お忙しい中、本当にありがとうございました。なんとほぼ明るい内に解散、その後ちゃんと帰社して、また一仕事できちゃいました。
先週に引き続いて映画のお話です。現在公開中の映画「クライマーズ・ハイ」を観てきました。この作品は1985年8月12日に群馬県の御巣鷹山で起きた日航機墜落事故という、つらい事実の題材を地元の新聞社を舞台に描いているんだ。スワッチはこの事故に特別な思い入れがあってね。事故が起きた1985年8月12日はスワッチが大阪から東京・仙川のマンションに引っ越してきた初日。その日は月曜日で、当時は夜7時から「ダーティーペア」が放送されていたんだ。その後の番組「ロボタン」の担当をするんだぞと言われていたので、この夜7時枠は今どんな状態なのかさあ勉強!とばかりに、荷物の中からまずテレビだけ取り出して見ていたら、番組中に日航機が消息を絶ったという衝撃的なスーパーが流れたんだ。とても不幸な事故だけど、次の日の東京支社の様子も含めて東京生活スタートの出来事として強烈な印象が残っています。この映画は真正面から事故を報道するとか、締め切りという時間との戦いとか、いろんな出来事をクライマーと結びつけて表現した力作。電話のことなど当時の事を思い出しながら観て、深い感銘を受けました。